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【20代〜30代 転職】おすすめの業界・職種は?転職支援のプロが解説!

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転職を考えているのですが、20代〜30代にとって、おすすめの業界や職種はありますでしょうか?
クラフツ
クラフツ
20代~30代ハイクラス層ビジネスパーソンのキャリア・転職支援のプロ、クラフツがお答えします。(Twitterはこちら

現在の会社で、私は20代〜30代の方のキャリア・転職の相談や支援を年間で数百人程度行っており、また企業の人事の方や転職エージェントの方との繋がりも多くあるため、20代〜30代の転職におすすめの業界や職種を知っています。

結論としては、転職サポートのプロとしておすすめしたいのは、自分の市場価値が上がる業界・職種を選んでいくことです。

今回はこちらについて丁寧に解説していきますので、じっくり読んで、転職活動を進めてもらえればと思います。

【20代〜30代 転職】おすすめの業界・職種は?

業界・職種を選ぶ上では「市場価値が上がるか否か」の観点を持つことが大切です!市場価値(スキルや年収)が上がることで、キャリアの選択肢が広がり、そして自分の歩みたいキャリアや給与を手にすることに近づいていけるからです。

業界・職種を選ぶ上で、「市場価値が上がるか否か」を判断するためのポイントは下記です。

業界選びのポイント
・業界の成長が中長期的に見込めるか?
・生産性が高いか?(利益率が高いか?)
・参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?

職種選びのポイント
・汎用的スキルを身につけられるか?
・需給GAPが大きいか?(需要>供給

・生産性が高いか?(利益率が高いか?)

おすすめの業界5選

業界を選ぶ上で、下記3つのポイントをご紹介しました。

・業界の成長が中長期的に見込めるか?
・生産性が高いか?(利益率が高いか?)
・参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

この3つのポイントの5段階評価つきで、転職におすすめ業界5選をご紹介します。

① IT業界

業界の成長が中長期的に見込めるか?

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

どんな業界においても、ITの活用が必須になっているので、IT業界が今後5年〜10年の期間(以上)での成長が非常に期待できます。

業界(職種)未経験の採用にも積極的で、生産性も高い(利益率が高い)ので、違う業界からIT業界に転職するだけで、年収が上がることも多々あります。

転職の難易度も、これから紹介するコンサル業界や金融業界と比べる、転職の難易度も高くはないので、個人的には、一番おすすめの業界です。

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② コンサル業界

業界の成長が中長期的に見込めるか?

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

コンサル業界のこれからの成長はかなり期待ができます。それは、デジタルトランスフォーメーション(DX)、つまりデジタル化への対応が、どの業界でも必要になってきているためです。

例えば、製造業界や小売業界では、その業界に属する企業自身では、DXに対応できる人材があまりいないため、コンサル企業にDXの戦略策定〜実行まで、全てのプロセスを依頼していることが多々あります。またコンサル業界は、利益率が高いので、働く人の年収もとても高いのが特徴的です。

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③ 金融業界

業界の成長が中長期的に見込めるか?

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

金融業界は、規制やルールが厳しいため、新規の企業が参入することが非常に難しい業界です。そのため、金融業界にいる既存企業は非常に守られやすい構造にあります。

基本的に、お金でお金を生む高収益のビジネスモデルになるので、他の業界と比べると年収が高く、金融の知識は、どの業界でも必須となる汎用的な知識となるため、いろんな業界への転職も可能です。

金融業界への転職は決して簡単ではないですが、公認会計士、税理士、USCPA(米国公認会計士)などの資格を有している方、営業力に自信のある方には、金融業界への転職を考えることをおすすめします。

④ 観光業界

業界の成長が中長期的に見込めるか?

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

観光業界は意外かもしれませんが、今後非常に注目すべき業界です。外国人による日本への観光(訪日観光)、インバウンド需要の増加が、単なるブームでなく、一つの大きなトレンドとなっています。

2020年では、訪日観光客数4000万人程度となる予測ですが、2030年では、6000万人の訪日観光客数を目指していくことを国(観光庁)が表明しており、今後の成長がかなり期待ができる業界です。

観光業界は、IT業界・コンサル業界・金融業界と比べると決して、生産性が高い業界ではないですが、英語や中国語などができる人材が日本には少ないため、語学が堪能で、観光業界で活躍できるスキルを有している方の市場価値は、これからどんどん上がっていくことになるかと思います。

⑤ 人材業界

業界の成長が中長期的に見込めるか?

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

昭和・平成のビジネスパーソンのキャリア人生を支えた終身雇用制度、年功序列制度は崩壊し、転職・副業・フリーランスといった新しいこれからの働き方が増えていきます。

また、働く期間が今まで以上に長くなる「人生100年時代」へと突入し、転職回数が多くても1回〜2回だったものが、3回〜5回が当たり前になっていくようになります。(アメリカではすでにそのような状況になっています。)

こうした働くスタイル・環境の大きな変化によって、人材業界の成長はこれからも見込めます。(※今までのビジネスモデルだけを継続していく企業の淘汰はあると思うので、企業の見極めは重要です。

人材業界は、ITやコンサル、金融業界に匹敵するくらい、生産性が高い(利益率が高い)業界なので、コミュニケーション能力・提案力・特定の業界に詳しい知見を有している方には、人材業界はおすすめです。

おすすめの職種3選

職種を選ぶ上で、下記3つのポイントをご紹介しました。

・汎用的スキルを身につけられるか?
・需給GAPが大きいか?(需要>供給)
・生産性が高いか?(利益率が高いか?)

この3つのポイントの5段階評価つきで、転職におすすめ職種3選をご紹介します。

① SaaS営業

汎用的スキルを身につけられるか?

需給GAPが大きいか?(需要>供給)

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

IT業界特有の職種になるのですが、SaaSは「Software as a Service=サービスとしてのソフトウェア」という意味です。主に、月額利用を支払って年間で(はたまた半永久的に)サービスを利用する形式です。

例えば、マイクロソフトのツールが使える「Office365」や営業管理ツール「Salesforce」、最近サービスが急成長している人事・労務管理ツール「SmartHR」や家計の管理ツール「マネーフォワード」などがSaaSのサービスに当てはまります。

SaaS営業とは、このサービスの利用する企業の獲得や、サービスを導入後しっかり利用してもらいサービスの価値を感じてもらい、解約にならないようにする営業のことを指します。

例えば、インサイドセールスやフィールドセールス、カスタマーサクセスといったのが具体的な職種名になるのですが、今このSaaSの営業のニーズが非常に高い状態です。

SaaS営業は、まだ新しくできた職種になるので、未経験からの転職も十分に可能なため、販売職でのコミュニケーション能力に自信がある方や既存営業で企業への提案力や関係構築力に実績のある方などには、非常におすすめの職種です。

② コンサルタント

汎用的スキルを身につけられるか?

需給GAPが大きいか?(需要>供給)

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

コンサルタントになることは、未経験からのチャレンジの場合、決して簡単ではないですが、一定の学歴(MARCH以上)や特定の業界知見などを有している方には、ぜひオススメしたい職種です。

おすすめの業界でコンサル業界を紹介させてもらいましたが、DX化(デジタルトランスフォーメーション)の流れから、コンサル業界の今後の成長も非常に期待ができるため、コンサルタントへのニーズは、今後も高い状態が続く見込みです。

需要数に対して、供給数が追いついていない状態のため、職種の市場価値は相対的に上がっており、同業他社への転職をするだけで、年収が上がるケースも少なくありません。

コンサルタントでの経験をすることで、プロジェクトマネジメント力や課題解決力、ドキュメンテーション作成力、プレゼン力などあらゆる仕事で必要となる汎用的なスキルを高いレベルで身につけることができるのも魅力です。

【コンサル志望者向け】コンサルタントへの転職ロードマップ(記事まとめ) こんな疑問を持つ方の悩みを解決できる記事になっています。 なぜなら、私は、20代〜30代のハイクラス層のビジネスパ...

③ エンジニア

汎用的スキルを身につけられるか?

需給GAPが大きいか?(需要>供給)

生産性が高いか?(利益率が高いか?)

エンジニアの転職では、プログラミング力や実績を持っている経験者でないと、中々転職することは難しいのですが、最近では、3ヶ月〜6ヶ月プログラミングスクールに通って、しっかり技術を身につけた未経験の方でも転職できるようになってきています。

世界的に見てもエンジニアの需要は、非常に高く、あらゆる職種の中でも最も需給GAPが激しいといっても過言ではありません。

天才的なエンジニア一人の成果が、一般のエンジニアの100人以上の成果を超えることも珍しくない世界で、最近ではAIを活用できるエンジニアの市場価値が高騰しており、新卒でも年収1000万円もらえるような状態です。

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おすすめ業界・職種への転職におすすめのサービス3選

ここでは、20代〜30代のビジネスパーソンの方に向けて、おすすめの業界・職種の転職をするために利用してほしいサービスを3つご紹介します。

【20代〜30代どちらにもおすすめ】
BIZREACH(ビズリーチ )

【20代の転職におすすめ】
リクルートエージェント

【30代の転職におすすめ】
JACリクルートメント

【20代〜30代どちらにもおすすめ】BIZREACH(ビズリーチ)

おすすめスコア:

おすすめの業界・職種への転職機会の可能性を確認したいなら、BIZREACHがおすすめです。20代〜30代のビジネスパーソンのどちらも必ず登録してほしいサービスです。

掲載企業数やヘッドハンター人数、求人数が国内トップクラスの転職サービスです。登録してから短期間のうちに多くのヘッドハンターから、スカウトをもらうことができるので、情報収集する上でも、転職を進める上でも、すぐに登録しておいて全く損のないサービスです。

【20代の転職におすすめ】リクルートエージェント

おすすめスコア:

20代の方に特におすすめしたいのは、リクルートエージェントです。

20代の方だと、おすすめの業界・職種への転職をする場合に、未経験でのチャレンジとなる場合が多いので、国内最多数の非公開求人を保有しており、転職支援実績も国内No.1のエージェントのネットワークと情報を活用するのがポイントです。

IT・金融・コンサルと各業界に詳しいエージェントが揃っているので、自分の志向・要望にも対応できる可能性が高いエージェント集団です。

また、実際に選考を進める時は、書類の添削をしてくれたり、面接対策のサービスを受けれたり、企業の最新動向や風土、職場環境など独自に収集・分析した企業レポート「AGENT Report」をもらえたりと、選考対策に非常に役立つサービスを、全て無料で受ける事ができます。

【30代の転職におすすめ】JACリクルートメント

おすすめスコア:

30代のミドルクラスの方に特におすすめしたいのは、ハイクラス×高年収の転職支援に強いJACリクルートメントです。世界11ヶ国に展開しているイギリスで設立された日系のハイクラスエージェントです。

各業界や職種に特化してコンサルタントを配置していることもあり、高い専門性と深い情報を持ったプロフェッショナルのエージェントが多く、最新のハイクラス求人オファーをもらえます。

またその業界・企業でのキャリアパスの相談にもしっかりのってもらえるので、30代以降のさらなるキャリアの飛躍の繋げるためにも、ぜひ『BIZREACH』と併用して利用してもらいたい転職エージェントです。

まとめ

今回、20代〜30代の方に向けて、おすすめの業界・職種について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

業界・職種を選ぶ上では「市場価値が上がるか否か」の観点を持つことが大切です!市場価値(スキルや年収)が上がることで、キャリアの選択肢が広がり、そして自分の歩みたいキャリアや給与を手にすることに近づいていけるからです。

業界・職種を選ぶ上で、「市場価値が上がるか否か」を判断するための観点は下記です。

業界選びのポイント
・業界の成長が中長期的に見込めるか?
・生産性が高いか?(利益率が高いか?)
・参入障壁が高いか?(規制が厳しいか?)

<おすすめの業界5選>
① IT業界
② コンサル業界
③ 金融業界
④ 観光業界
⑤ 人材業界

職種選びのポイント
・汎用的スキルを身につけられるか?
・需給GAPが大きいか?(需要>供給)
・生産性が高いか?(利益率が高いか?)

<おすすめの職種3選>
① SaaS営業
② コンサルタント
③ エンジニア

おすすめの業界・職種への転職をするにあたって、利用したい転職サービスを3つご紹介させてもらいました。いずれも無料で利用できるので、会員登録をして、早速情報収集をしてもらえればと思います。

<おすすめの業界・職種への転職におすすめのサービス3選>
20代〜30代どちらにもおすすめ
BIZREACH

20代の転職におすすめ
リクルートエージェント

30代の転職におすすめ
JACリクルートメント

今回は、以上となります。ぜひ今回の記事を参考に、よりよいキャリア・転職を築いてもらえれば幸いです。

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