この記事を読み終えると、「メガベンチャーで働くメリット」「メガベンチャーの転職の進め方」を知ることができるようになりますので、参考にして転職活動を進めてみてください。
結論として、転職活動を実際に進める場合は、『BIZREACH』と『JACリクルートメント』を併用するパターンがおすすめです。
メガベンチャー転職 完全ガイド「転職検討」編
『メガベンチャー』は、大企業のような事業規模の大きさと豊富なアセット(資産)を持ちつつも、ベンチャーのような風通しの良さ・スピード感も持ちあわせた、ハイブリッドな企業です。
代表的なメガベンチャー企業一覧
一般的に、メガベンチャーだと言われる代表的な企業はこちらです。
【代表的なメガベンチャー企業一覧】
① リクルートホールディングス
② 楽天
③ メルカリ
④ エムスリー
⑤ グリー
⑥ Zホールディングス
⑦ DeNA
⑧ LINE
⑨ サイバーエージェント
⑩ mixi
⑪ GMOインターネット
⑫ エス・エム・エス
メガベンチャーで働くことのメリット
メガベンチャーで働くことのメリットは、5つあります。
① インパクトの大きい仕事ができる
② 成長ができる環境がある
③ ワークライフバランス×待遇が良い
④ 人の繋がりができる
⑤ 市場価値が上がりやすい(次の転職がしやすい)
① インパクトの大きい仕事ができる
メガベンチャーには、数百万人~数千万人のユーザー、優秀なメンバー、資金など豊富なアセット(資産)があります。
このような豊富なアセットを活用することで、20代〜30代前半でも、数百万人~数千万人を動かすような、社会的・経済的にも、大きなインパクトを与えることができる仕事に携わることができます。
② 成長ができる環境がある
メガベンチャーは、成長するための仕組みが整備されており、また成長できる機会が数多くあります。
一般的にベンチャーでは、事業の成長可否が、企業の存続可否につながりやすいので、1人1人の成長をどうするか?などを考える余裕がないのですが、メガベンチャーは、すでに確立された事業と収益基盤を持っているため、短期的に企業の存続可否を考えなくても大丈夫な余裕があります。
そのため、1人1人の志向やスキルなどに合わせた育成計画を上司が考えてくれたり、スキルやマインドを磨く研修を会社が用意してくれ、無料で受けることができたり、自己研鑽のための書籍の購入や有償のセミナー参加を金銭的にサポートしてくれる制度があったりします。
また、メガベンチャーでは、事業が多岐に渡っていることに付随して、新規事業やサービスが生まれる機会も多く、また事業開発の未経験の人でも手を挙げれば、(それまで実績を上げて信頼を獲得していることが前提ですが、)抜擢して、その役割を任せてくれることが多々あります。
③ ワークライフバランス×待遇が良い
最近のメガベンチャーは、ワークライフバランスがかなり整ってきています。
土日休みは当たり前で、平日は残業時間の規制をしていたり、GWや年末年始などは有休消化の促進もして、長期で休みをとったりと、
仕事と休みのメリハリをつけることができる環境づくりが、かなり進んでいます。
また福利厚生制度では、本人だけでなく、その家族のライフサポート(妊活、介護など)にも支援するところが増えており、待遇も約600万円〜800万円と世の中の平均年収水準よりもかなり高いです。
(メガベンチャーの年収や福利厚生をまとめた記事もあるので、興味ある方はご覧ください。)
④ 人の繋がりができる
メガベンチャーの多くの企業の従業員数は平均で1000名前後で、平均勤続年数は3〜5年程度です。そのため、数年働いているだけでも、かなりの多くの人と繋がることができます。
会社を辞めて、違う会社に転職する人も数多く出てくるので、メガベンチャーで働いて5年くらいしていると、同じ会社で繋がっていた人が、社外に出て、いろんな業界で活躍しているような状態になります。
会社だけの繋がりから、会社の垣根を超えた業界のネットワークが形成されていくようになります。
その代表的な企業が、リクルートで、いろんな業界で活躍する「リクルートマフィア」が数多く存在しています。(最近で勢いがあるのは、メルカリですね。)
メガベンチャーで働くことで、仕事や環境、待遇など目に見えるものだけでなく、人の繋がり~業界のネットワークという目に見えない貴重な資産を得ることができます。
⑤ 市場価値が上がりやすい(次の転職がしやすい)
メガベンチャーで数年働き、きちんと実績を出している人は、市場価値が高くなっていく傾向にあります。
実際、数年以上メガベンチャーで働いていた人の転職支援をしていると、次の転職が希望通りに決まりやすかったり、成長著しい企業へと転職できたりする傾向にあるなと感じます。
メガベンチャーの選考基準は高く、また仕事の難易度や求められるアウトプットの水準が高いので、そこで数年以上働いている人は、ビジネスパーソンとしての能力が一定高い人であると、市場から見なされるのです。
メガベンチャーで働くことのデメリット
メガベンチャーは、仕事のやりがい・働く環境・待遇と総合力が高いので、働くことのデメリットは実は少ないのですが、しいて言えば、事業の仕組みや仕事のやり方が確立されすぎていることです。
人によっては、これはデメリットにならないかもしれないのですが、「いずれ起業をしたい」「とにかく圧倒的に成長をしたい」と思っている人にとって、0→1の部分が少ないことは、仕事の物足りなさを感じる要因になりやすいです。
ただ、メガベンチャーであれば、新規事業が生まれること多く、0→1を経験できる環境が出てくるので、このデメリットを回避することができます。
個人的には、会社から環境がつくられるのを待つのでなく、自らが会社や事業にとって必要な新規事業を立案して、事業をつくるチャレンジすることをおすすめします。
メガベンチャー転職 完全ガイド「転職活動」編
ここからは、メガベンチャーに実際に転職したい人に向けて、転職活動を進める上で押さえるべきポイントについてご紹介します。
メガベンチャー転職で押さえるべきポイント3つ
メガベンチャーの採用難易度は高いため、下記の3つのポイントは押さえた上で転職活動を進めるのが大切です。
【メガベンチャー転職で押さえるべきポイント3つ】
① 自分1人で、選考を進めない
② 転職エージェントは入念に選ぶ
③ 選考対策をしっかり行う
① 自分1人で、選考を進めない
メガベンチャーの選考基準は、非常に高いです。そのため、よっぽど自分に自信がある人以外は、自分1人で選考を進めないようにしましょう。
選考の情報も対策も少ないまま、選考に進めることは正直リスクでしかないです。
転職成功の鉄則は、実績豊富・信頼のおける「転職エージェント」を活用することです。メガベンチャーの求人情報は採用サイトを見れば分かるので、「転職サイト」の登録も特に必要ありません。
重要なのは、しっかり選考対策をすることです。
② 転職エージェントは入念に選ぶ
メガベンチャーの求人を持っているだけで、転職エージェントを選ぶことは、やめましょう。
どの転職エージェントから進めるかで、選考突破率が変わるといっても過言ではないので、入念に選ぶのが大切です。
転職エージェントを選ぶ上で、大切にしたい観点は3つです。
① IT領域に強い
② メガベンチャーのリアルな情報と転職支援実績を持っている
③ 選考対策などのサポートが手厚い
この3つの観点を押さえている転職エージェントが複数人いた場合は、最後は、自分との「相性」で決めましょう。
選考は数ヶ月に渡ることも普通なので、コミュニケーションの相性が良いと思う人を選ぶこと、自身が信頼をおけるなと感じる人を選ぶことが大切です。
③ 選考対策をしっかり行う
選考対策をしっかり行った上で、実際の選考にのぞみましょう。
メガベンチャーの選考は、戦略コンサルのようにケース面接もなく、「なぜ転職するのか?」「なぜ志望するのか?」「今までの仕事の中で大きな壁を乗り越えてきた経験は?」などのいわゆるオーソドックスなものですが、求められる水準は高いです。
単に「答えられる」ことでなく、「深く考え抜かれた、あなた自身の言葉で論理的に答えられる」ことが極めて重要です。(実績があれば、尚良いです。)
この水準を自分1人で判断することは中々難しいので、転職エージェントと壁打ちしながら、準備していくのがおすすめです。
メガベンチャー 転職におすすめサービス3選
ここからは転職エージェントを選ぶ上で活用してほしい「転職サービス」を厳選して3つご紹介します。
今転職する決意がなくとも、自分と相性が良く・信頼のおける転職エージェントと出会うことは、時間がかかることでもあるので、今のタイミングから行動していきましょう。
① BIZREACH(ビズリーチ)
おすすめスコア:
一番最初におすすめするのは、『BIZREACH(ビズリーチ)』です。メガベンチャーの転職支援に強い転職エージェント(ヘッドハンター)が数多く利用している転職サービスです。登録している転職エージェント(ヘッドハンター)の人数は国内トップで、登録(無料)してからすぐに、かなりのスカウトをもらうことが可能なサービスです。
転職支援内容や実績から「S・A・B」とランクづけもされているので、転職エージェントの良し悪しを判断できるのも、ビズリーチの役立つポイントです。
② JACリクルートメント
おすすめスコア:
ハイクラス層の転職支援に強いと定評のある『JACリクルートメント』は、『BIZREACH(ビズリーチ)』と並行して利用した方がいい転職エージェントです。
「WEBディヴィジョン」というIT領域の専門チームがあり、メガベンチャーの支援事績も豊富です。メガベンチャーの選考難易度は、GAFAなどグローバルIT企業に次いで難関と言っても過言でないので、転職エージェントに支援して、対策することが大切です。
③ リクルートエージェント
おすすめスコア:
最後におすすめするのは、『リクルートエージェント』です。国内最多数の非公開求人を保有しており、転職支援実績は国内No.1のエージェントです。「メガベンチャー」への転職を希望していることを事前に伝えて、対策に強い担当の方を紹介してもらうことがポイントです。
実際に選考を進める時は、書類の添削をしてくれ、企業の最新動向や風土、職場環境など独自に収集・分析した企業レポート「AGENT Report」も提供してくれます。
まとめ
今回の記事は、メガベンチャーへの転職を考えている、メガベンチャーへ転職したい、あなたにオススメさせてもらいました、いかがだったでしょうか。
メガベンチャーへ転職することの難易度は正直高いですが、しっかりとした手順と対策を取ることで、選考突破の確率をあげることが可能です。
今回の記事を参考に、ぜひ行動してもらえると幸いです。
メガベンチャーの平均年収ランキングや各社のデータをまとめた記事があるので、合わせてお読みください。
https://tenshoku-academia.com/what-company-is-yahoo/
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