この記事は、GREE(グリー)について知りたい、GREEを転職先として考えている、というあなたにオススメです。
「GREEって実際どんな会社なの?」「ゲーム以外にどんなビジネスをしているの?」「転職先としてどうなの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
世界初のモバイルソーシャルゲームを開発し、一世を風靡したGREEですが、最近では、海外展開を積極的に進めていたり、VTuber向けのアプリをリリースしていたりと、勢いが少し落ちていたところから復活し、新しいチャレンジをどんどんしている状況です。
今回はそんなタイミングにあるGREEについて詳細に調べました。この記事を見れば、GREEのこと、転職に向いている人を理解することができますので、ご覧ください。
【GREE(グリー)への転職】どんな会社?
【参照】hhttp://corp.gree.net/jp/ja/corporate/message/ttps://dena.com/jp/company/GREEを知る上で、GREEへの転職を考える上で、まず知っておきたいのが、「GREEの由来」「ミッション・ビジョン・バリュー」「運営している事業」の3つです。
この3つを知ることで、GREEという会社がどんな会社なのか?知ることができます。
GREEの由来
GREEは、6次の隔たりを意味する「Six De“gree”s of Separation」という仮説から名付けられました。
「人は、自分の知り合いを6人以上たどっていくと、世界中の人とつながりを持っている」というこの概念は、
1967年に心理学者のスタンレー・ミルグラム(Stanley Milgram)が実際のソーシャルネットワークの平均最短距離を調査するために
米国で実施したスモールワールド実験(Small World Experiment)以降、広く知られるようになりました。
GREEという名前には、ネットワークやコミュニケーションに代表されるインターネットの「面白さ・便利さ・楽しさ」を新しく生み出していく存在でありたい、というメッセージが込められています。
(参照)http://corp.gree.net/jp/ja/corporate/origin/
ミッション・ビジョン・バリュー
ミッション(存在意義)はこちらです。
ビジョン(目指す姿)は3つあります。
① 毎日を楽しく幸せに、社会を自由で効率的に
② 新しいサービスをより早く、より多くの人へ
③ 素晴らしいサービスを生み出すために素晴らしい会社を作る
バリュー(行動規範)は5つあります。
① ロジカル × クリエイティブ × スピード
② 現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。
③ 常に前向きに挑戦する。成功するまでやり続ける。
④ 一流の仲間を集め一流のチームを作る。
⑤ 人に、社会に、仕事にまじめ。
運営している事業
GREEの運営している事業は、「ゲーム事業」「ライブエンターテインメント事業」「広告事業」「メディア事業」「投資事業」の5つになります。
「ゲーム事業」は、「釣り★スタ」を2007年に公開して以降、さまざまなゲームを開発、運営しています。
開発したゲームを、GREE Platform、App Store、Google Play™などを通じて国内およびグローバルに配信するだけでなく、任天堂「Switch」への参入や、FacebookやLINE向けメッセンジャーゲームの開発・運営も行っています。
「ライブエンターテインメント事業」は、バーチャルYouTuber(VTuber)に特化してサービスを運営しています。
全人類が物理的な制約から解放され「なりたい自分で、生きていく。」というビジョンのもと、3DアバターをまといVTuberとして生きていける世界の実現を目指しています。
VTuberを発掘・育成・マネジメントする「プロダクション」、動画番組を企画・制作・配信したり、配信プラットフォームやスタジオ・システムを開発・提供したりする「ライブ配信」、資金面でクリエイターやスタートアップを支援する「VTuberファンド」プロジェクトなどを行っています。
「広告事業」は、広告やマーケティングにおいてクライアントに総合的なソリューションを提供しています。
テクノロジーを基軸として、「アドテクノロジー」や「アドバタイジングクラウド」、「マーケティングクラウド」などを展開しています。
「メディア事業」は、日々の生活がより豊かになるような「メディア」を運営しています。
ファッションをもっと楽しみたい大人の女性向けのファッション動画マガジン「MINE」やリフォーム、リノベーション、DIY、インテリア、雑貨、フード・レシピなど、住まい・暮らしに関する情報が集まるメディア「LIMIA」、
ヘア、メイク、コスメ、ファッション、恋愛などの最新情報を発信する美容メディア「ARINE」、おすすめのおでかけ情報やグルメ情報を配信するおでかけメディア「aumo」などを運営しています。
「投資事業」は、日本国内だけでなく、北米や東南アジア地域のインターネットビジネスに関わるテクノロジー・サービス企業を中心にして投資を行っています。
日本および成長著しい東南アジアの各国において、マーケティングエンジニアリング、クラウドサービス、eコマース関連サービス等、インターネットビジネスに関わるテクノロジー・サービス企業を中心に投資を行う「グリーベンチャーズ」、
北米のVirtual RealityやAugmented Reality、Mixed Realityに関わるソフトウェアやコンテンツ開発に取り組むスタートアップ企業に投資を行う「GFR Fund」などを運営しています。
GREEの働く環境
GREEの働く環境として、主に「成長支援制度」と「福利厚生制度」の2つをご紹介します。
成長支援制度
一人ひとりの高い成長を実現すべく、「挑戦できる」「学べる」「成長できる」「称えあえる」「社会貢献できる」の5つ観点にて支援制度を展開しているのが特徴的です。
① 挑戦できる
GREE Open Job Posting
積極的に新しいことに挑戦したいと考えている社員が、自ら新たな環境を求めて部署異動を希望できる社内公募制度です。
② 学べる
GREE Executive Internship Program
社員が役員と1日行動を共にし、経営陣が日々どのようなことを考えながら業務を行っているのかを学べる制度です。出勤から業務を終えるまでの社内会議はもちろん、外部との打ち合わせや会食まですべての予定に帯同できるとのことです。
③ 成長できる
GREE Personnel Coaching Program
最低でも月1回、上長との「1on1」の実施や個々人が納得感を持って業務に取り組みかつ組織として成果を出すための「MBO(目標による自己管理)」導入、「マルチフィードバック」などを行っています。
GREE Human Resources Development Program
経営陣が部下の育成について関係者と定期的に検討しあう場の設定。
GREE Speak Up Program
仕事、職場、上司、会社などの項目に関するアンケートを通じ、定期的に職場環境の改善提案を集め、スピード感もって改善を実施。
④ 称えあえる
GREE Award Program
対象期間に活躍した社員をMVP(Most Valuable Player)として表彰したり、新卒入社の社員の中から、入社後1年間で最も活躍した社員を表彰する「Rookie Award」を運営していたりします。
また勤続10年目を迎える社員に対し、会社に貢献してくれた感謝の気持ちと今後の期待を示し、リフレッシュ休暇(10日間)と旅行券が授与する「10 Years Award」をもうけています。
⑤ 社会貢献できる
GREE Social Engagement Program
企業市民や地域社会の一員として、インターネット産業の発展や社会的課題の解決のため、インターネットリテラシーの啓発活動や大学との共同授業や清掃活動ボランティアなど、社員参加型の社会貢献プログラムを用意しています。
福利厚生制度
メガベンチャーらしく、家族やライフスタイルにおけるサポート制度が充実しているのが特徴的です。まずは、ファミリーサポートとして、下記のような制度が用意されています。
ライフスタイルサポートとして、下記の制度が用意されています。
GREEへの転職はありか?こんな人におすすめ
働く環境をご紹介しましたが、実際に活躍できる可能性が高い、また環境・カルチャーにマッチする人は、下記にあげた特徴をもつ人です。こういった特徴・志向をもつ人に、DeNAへの転職をおすすめします。
【転職先としておすすめする人の特徴 】
① 若くから裁量をもち、成長をしたい
② 新しいことにチャレンジしたい
③ 最先端のエンジニアリングや事業づくりを学びたい
④ スケールの大きい仕事をしたい
⑤ 高い給与をもらいたい
若くから裁量をもち、成長をしたい
GREEでは、20代の早いタイミングから、裁量与えてくれ、新規事業やプロジェクトリーダーに挑戦をさせてくれ、その支援をしてくれる環境があると定評があります。
「やりたい!」と声をあげたり、若くても実績を残していたりする人を、ちゃんと見てくれていて、機会を獲得できる・もらえる環境です。
裁量が与えられる中で、それはただ放任されるのでなく、うまくいくように面倒を見てくれるのも一つの特徴です。
ベンチャーでもこういった環境はあるかもしれませんが、「ヒト・モノ・カネ」が豊富に揃っている中で経験できるチャレンジの量や幅、深さが全く違うので、メガベンチャーならではの成長をすることができます。
事業づくり、事業をのばす、プロジェクトを成功させるといった稀有な経験を若くからすることで、圧倒的に成長をすることができます。
新しいことにチャレンジしたい
ライブエンターテインメント事業では、VTuberビジネスを展開していたり、ゲーム事業では、海外にコンテンツを展開していたり、今まで運営してきたメディア、広告で獲得した圧倒的なデータ量を最新テクノロジーで分析し、新しい価値の創出していたりします。
こうした機会や、アセット(資産)が豊富にあるので、それを活かして新しいサービスや企画づくりを行ったり、ディープラーニングなど新しいデータ分析を活用したりすることができます。
技術や意欲・実績があれば、年齢・役職に関係なく、新しい取り組みにアサインされたり、チャレンジすることができます。
最先端のエンジニアリングや事業づくりを学びたい
GREEでは、ゲーム事業、ライブエンターテインメント事業、投資事業などを運営していることもあって、最先端のエンジニアリングと新しい事業づくりを行う機会に溢れてます。
例えば、ゲーム事業では、数理最適化・機械学習分野の研究開発を活かし、ゲームのユーザーデータ分析、メディアへの画像認識システムの実装などを行っています。
ライブエンターテイメント事業では、VTuber向けに、PCや専用機材は一切不要でオリジナル3Dアバターの作成からVTuberとしてのライブ配信までをスマートフォン1台で簡単できるサービスを提供していたり、
バーチャルYouTuberに関連するクリエイターやスタートアップ企業を支援するため約40億円の投資プロジェクトを運営していたりします。
まだ世の中にない事業づくりを、「ヒト・モノ・カネ・データ」など豊富なアセット(資産)を活かして、早いスピードで、多少の失敗を許容しながら、進めていける環境があります。
スケールの大きい仕事をしたい
ゲーム事業では、現在海外展開を積極的に進めており、「北米」「欧州」「香港・台湾」「中国」といったエリアに対して、現地のパートナーと提携・または自社によってコンテンツの配信を進めているので、グローバルでのチャレンジができる状況です。
またメディア事業では、「美容」「住まい」「おでかけ」といった身近なライフスタイル領域でメディアを展開しているので、数十万〜数百万人のユーザーに対して、一気に情報や企画を提供して、多くの人を動かしていくダイナミックなチャレンジをすることも可能です。
高い給与をもらいたい
上記は、有価証券報告書などから調査したメガベンチャーでの年収ベスト5ですが、GREEは、リクルートに次ぐ堂々の2位です。(平均年齢34.1歳で、平均年収810万円)
リクルートホールディングス/リクルートは転職するのに非常に難易度が高い企業です。
GREEは、ゲーム事業やメディア事業の収益率の高さ、全ての事業は、そこに「ヒト」によるアイディア・企画力・技術力・実行力などによるので、非常に「ヒト」に対して投資を惜しまない企業です。
給与という金銭的な部分でもそうですし、六本木ヒルズの森タワーにオフィスを構え、オフィス環境や福利厚生制度も充実させる金銭的な部分以外でもそうです。
そしてビジネス・エンジニア・デザイナー・クリエイターなどいろんな職種の人がチャレンジできる企業ですので(転職の難易度がもちろん高いですが)転職できる窓口や機会は、リクルートよりも広いと言えます。
まとめ
今回の記事は、GREE(グリー)について知りたい、GREEを転職先として考えている、というあなたにオススメさせてもらいましたが、いかがだったでしょうか。
もしGREEへの転職を考えている場合、まず登録した方がよいのは『BIZREACH(ビズリーチ)』です。
GREEの状況に詳しく、選考対策も手厚いエージェントもいるので、登録の際に職務要約欄の最後に「GREEなどメガベンチャー」への転職に興味があります、と書いておきましょう。そうするとその内容をみて、スカウトしてくれるエージェントが増えます。(その中で、信頼のおけるエージェントを見極めるのが大切です。)
「20代・30代ごとのハイクラス転職の進め方とおすすめの転職サイト・転職エージェント」について、また「ITメガベンチャーの年収ランキングや働く環境」について、記事をまとめているので、合わせてご覧ください。
今回は以上です。ご参考になれば幸いです。