キャリア論

【20代〜30代 / キャリアの考え方】「川下り型」と「山登り型」の活用方法

この記事は、「キャリアをどのように考えたらいいのか分からない」「キャリアについてより考えを深めたい」「転職を考えているけど、どうしようか悩んでるいる」そんな20代〜30代の若手ビジネスパーソンのあなたにオススメの記事です。

日々自身のキャリアについて考えていますでしょうか。日々の仕事が忙しく、自身のキャリアについてじっくりと考えることができなかったり、考えるけど、どのように考えたらいいか分からなかったりすることがあるかと思います。

この記事では、20代・30代のキャリアについてどのように考えたらいいのか?2つのパターンをご紹介しつつ、キャリアの定義についても押さえつつ、それぞれの年代でどのように活用したよいのか?お伝えします。

キャリアの考え方は「川下り型」「山登り型」の2パターン

まずキャリアについて考えるとき、大きく2つに分けることができます。それが、「川下り型」「山登り型」の2パターンです。

(後ほど詳細に説明したいと思いますが)

「川下り型」は流れに身を任せながら、進んでいくように、キャリアが作られていくパターンのことで、「山登り型」は、登る山(と頂上)が決まっており、それを目指してキャリアを作っていくパターンのことを意味しています。

キャリアの語源

キャリア(carrer)とは

キャリア(career、carrier)の語源は、英語の馬車「carriage」の轍(わだち)だと言われています。そこから、人がたどる行路やその足跡、経歴、遍歴なども意味するようになりました。自分が歩んできた人生の長い道のりをふりかえると、そこにはそれまで自分の馬車が刻みつけてきた轍が残されています。人生の終焉まで馬車は歩み続け、そこに轍というキャリアができるのです。
つまり「キャリア」とは、生涯の様々な役割を果たす過程で、自分と向き合い、自分の仕事や人生に意味を見つけ、自らの役割の価値や自分と役割の関係を見いだしていく積み重ねです。そして、これからどこに辿りつけそうなのか、どこへ向かいたいのかの展望ともいえます。
【参照】キャリアデザイン | 国立大学法人 大阪教育大学

 

「キャリア」は、英語の馬車「carriage」の轍(わだち)という意味からきていることからわかるように、基本的には、その人がたどってきた道や軌跡、つまりは過去積み重ねてきた「経歴」のことを指します。

そのため、キャリアのことを考えるというのは、「未来」のことだけでなく、必ず、今まで積み重ねてきた「過去」今積み重ねている「現在」のことを考慮に入れて、考えることが必要になります。

そんな中で、「キャリア」というのものをどのように捉えるといいのか?先ほどご紹介した2つのパターンについて詳細をお伝えしたいと思います。

川下り型のキャリア


「川下り型」は、流れに身を任せながら、進んでいくように、キャリアが作られていくパターンです。

「山登り型」と大きく違うのは、特にゴール(頂上)がないということです。流れに身を任せつつ、その時々で経験・実績を積むように、うまく身をこなしていくようなキャリア作りのことを指します。

こうしたキャリア作りになりやすいのは、大企業で働く、総合職正社員のビジネスパーソンです。どの場所で、どんな職種で、どのようなキャリアを積んでいくのか、自分で決めにくいためです。

このように書くと、良くないキャリア作りに感じるかもしませんですが、全くそうではありません。自分のやりたいことが明確に定まっていない人、または特に明確に決めなくても良いと思っている人にとっては、こうしたキャリアは働きやすいものです。

また突然の異動によって、思ってもみなかった領域や職種にチャレンジできることもあるので、そこで、自分がやりたいことに気付けたり、専門性を高めていきたいと思える領域や職種に出会える機会と巡り合うことができたりします。

そのため偶然の出会いや機会を大切にしてスキルを磨きネットワークを構築することで、価値を高めていくことがとても大切になります。

一方で、会社に翻弄されていると感じてしまいやすく、受け身になっていると、もっと自分に合う状況があるのではないかと不安や不満を募らせてしまう可能性があるので、その点が要注意です。

山登り型のキャリア


「山登り型」は、登る山(と頂上)が決まっており、それを目指してキャリアを作っていくパターンです。

登る山と頂上が決まっているので、あとは登頂できるように、最適で効率的なルートで選んで登っていくキャリアの考え方です。

こうしたキャリア作りになりやすいのは、なりたい職業や興味のある分野がはっきりしていたり、専門性が高い金融機関で働いたり、公認会計士や税理士、USCPA、弁理士などの士業を持っていたりするビジネスパーソンです。

こうしたキャリアは、登る山(と頂上)が決まっているので、あとは、スキルを身につけ、実績を出すことで、描くキャリアに近づいていくことができます。

そのため比較的「川下り型」より早くにビジネスパーソンとして頭角を表しやすいのですが、途中で、登る山を変えたいと思った時に、変えにくいといった難しさがあったり、その道に固執するあまり、視野が狭まって、自身の可能性を広げるキャリアの機会を逃してしまうことがあるのが要注意です。

20代・30代のキャリアの考え方

転職支援をして、20代・30代の方のキャリアと向かい続けてきたプロとして、オススメなのは、

20代は「川下り型」のキャリアを描きつつ、「山登り型」のキャリアを模索し、30代以降は、「山登り型」のキャリアを歩みつつ、「川下り型」キャリアの機会に出くわしそうな時は臨機応変に対応することです。

人生100年時代、一般的な定年退職の年齢の60歳以降でも働き続ける必要があることは間違いなく、また不確実で変化の激しい状況の中では、いかに「変化に対応できるか」がとても大切になります。

生き残るものは「強いもの」でなく「変化に対応するもの」と言われるように、これからの時代の中では、この「変化対応力」ということが非常に重要なキーワードになってきます。

そういう意味において、20代のうちから、登る山(と頂上)を決めきってしまってキャリアを歩むのでなく、「川下り型」のキャリアで、その時々での偶然の出会いや機会も大切にしつつ、ビジネスパーソンとして変化に強いポータブル(持ち運びしやすい)スキル・実績をつむことが大切だと考えています。

そして、その経験をする中で、自身が本当に心からやりたい、チャレンジしたい、突き詰めたいと思う、領域や職種、ゴールを模索し決めて、30代は「山登り型」のキャリアにチャレンジしていくのです。

20代のうちに、変化に強いスキル・思考を身につけておくことで、30代だけでなく、40代以降でも変化に強く、キャリアを柔軟に作っていくことのできるビジネスパーソンになれるのです。

まとめ

今回の記事は、

「キャリアをどのように考えたらいいのか分からない」「キャリアについてより考えを深めたい人」「転職を考えているけど、どうしようか悩んでるいる」

というあなたにオススメさせてもらいましたが、いかがだったでしょうか。

キャリアのことをプロに相談したい場合、なるべく経験豊富なエージェントに相談することをオススメします。そのようなエージェントが多くいるのは、BIZREACH(ビズリーチ)』か、または、ハイクラス転職・キャリア支援で25年の実績を持ち、国家資格を持つキャリアコンサルタントが多くいるブティック系エージェントの『クライス&カンパニーです。

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