結論、20代でも外資系企業へ転職することは可能です。ただ転職の進め方にコツと、利用する転職エージェントにポイントがあります。
20代で外資系企業を転職したい方向けに、おすすめの転職の進め方と厳選した転職エージェントと転職サイトをご紹介しますので、今回の記事を参考に転職活動を進めてみてください。
【20代 外資系企業へ転職】おすすめの進め方
まず最初にお伝えしたいのは、日系企業と比べ外資系企業は下記の傾向を求めることです。
【外資系企業が20代に中途採用で求めること】
① ポテンシャルはなく『即戦力』
② ジェネラリストでなく『スペシャリスト』
③ 最低でも読み書きできるレベルの『英語力』
① ポテンシャルはなく『即戦力』
日系企業の場合だと、新卒・中途採用においてもポテンシャルで採用するということはありますが、外資系企業は、基本的にすぐに『即戦力』として成果を出せる方を重要視します。
② ジェネラリストでなく『スペシャリスト』
外資系企業において求められる人材は、幅広く一定のレベルで業務をこなせるジェネラリストでなく、ある領域・職種の専門的なスキルや実績をもって業務を推進していける『スペシャリスト』です。
③ 最低でも読み書きできるレベルの『英語力』
英語力に関しては、基本的にビジネス会話レベルの英語力を求める企業が多いですが、たまに読み書きできるレベルの英語力だけで大丈夫な企業もあります(※日本で数百人〜数千人規模になっている企業が多いです。)ただまったく読み書きもできないレベルの人は、外資系企業であるので、基本的には採用されない可能性が高いです。
ここから、【20代前半 or 20代後半】×【日系企業に在籍 or 外資系企業に在籍】の掛け合わせで、外資系転職のおすすめの進め方があるので、ご紹介します。
【20代前半×日系企業に在籍】外資系企業への転職におすすめの進め方
20代前半で日系企業に在籍している場合は、
まだ外資系企業に必要な人材(即戦力)と認められるほど、スキルなどが培われていない可能性が高いので、基本的には今の会社で専門的なスキル・実績を身につけることが大切です(必要あれば英語力も高めましょう。)
20代前半でも転職できる可能性はゼロではないので、外資系企業の求人を広く扱っている業界横断(総合)型の転職エージェント『エンワールド・ジャパン』や『Samurai Job』にまず相談するのがおすすめです。
相談をして(仮に今すぐ転職が難しいとなった場合でも)外資系企業の転職マーケットの情報を得ることができたり、今後のキャリアの相談して、キャリアプランのブラッシュアップができたりするメリットがあります。
また、転職できる可能性を広く探したり、自分の市場価値を把握したりする上で、企業や転職エージェントから短期間のうちに無料で数多くスカウトをもらえる『BIZREACH』に登録しておくこともポイントです。
【20代前半×外資系企業に在籍】外資系企業への転職におすすめの進め方
20代前半で外資系企業に在籍している場合は、
社会人経験は短いですが、外資系企業に必要な人材(即戦力の可能性はある)と見てもらえる可能性は十分にあるので、転職エージェントに2社〜3社に登録をして、相談するのがおすすめです。
※業界横断(総合)型の転職エージェント2社『エンワールド・ジャパン』と『Samurai Job』への登録、自分が希望する業界の転職支援に強いエージェントに最低1社以上に登録するパターンが最もおすすめです。
業界に特化して転職支援をしているエージェントを探す場合は下記の記事を参考にしてください。

【20代後半×日系企業に在籍】外資系企業への転職におすすめの進め方
20代後半で日系企業に在籍している場合で、
同職種の経験が長く、スキル・実績もあり、英語の読み書きができるレベルであれば、外資系企業に十分に転職できる可能性が高いです。
※もしジェネラリストなタイプである領域・職種のスペシャリティが少ない20代後半の方であれば、まずはスペシャリティを磨く領域を決め、数年でスキル・実績を高めること選択肢も視野に入れることをおすすめします。
20代後半で日系企業に在籍している場合は、はじめて外資系企業への転職に挑戦することに人が多いと思うので、
転職支援実績が豊富で、外資系企業への転職対策のサポートも比較的手厚い業界横断(総合)型の転職エージェントに最低でも1社以上(エンワールド・ジャパンやSamurai Job)に登録し、自分が希望する業界の転職支援に強いエージェント2社以上に登録しましょう。
また、転職できる可能性を広く探したり、自分の市場価値を把握したりする上で、企業や転職エージェントから短期間のうちに数多くのスカウトをもらえる『BIZREACH』に登録しておくこともポイントです。
【20代後半×外資系企業に在籍】外資系企業への転職におすすめの進め方
20代後半で外資系企業に在籍している場合は、
同じ職種であれば、同業界だけでなく、異業界へも転職できる可能性が極めて高いです。
いい求人と出会うためには、広く情報を集めることがまず何より大切になるので、『BIZREACH』と『リクルートダイレクトスカウト』に登録しつつ、業界横断(総合)型の転職エージェント1社以上、業界特化型の転職エージェント1社以上に登録しましょう。
業界横断(総合)型・業界特化型の転職エージェントについて下記の記事で詳細にまとめているので、こちらを参考にしてみてください。

【20代 外資系企業へ転職】おすすめの転職サービス 厳選3選
20代で外資系企業への転職を考えている場合、おすすめしたい転職エージェントが2つ、転職サイトが1つあります。
20代は、圧倒的にキャリアの選択肢が広いので、業界特化型の転職エージェントだけに相談するのでなく、業界横断(総合)型の転職エージェントにも相談するのがポイントです。
① エンワールド・ジャパン | 転職エージェント
おすすめスコア:
一番におすすめなのが、国内外グローバル企業における「スペシャリスト(専門職)〜管理職・経営幹部」の幅広い非公開求人を保有している転職エージェント『エンワールド・ジャパン』です。
内定までの「面接準備」や「心構え」など、1人1人に合わせて、丁寧にサポートするだけでなく、入社後も活躍していけるように、キャリア形成に役立つ記事や動画の配信、セミナーなどを定期的に実施しています。
主要な業界と多様な職種に精通したコンサルタントで編成されており、各分野におけるトップ企業と提携、「Best Global Brands」のトップ100社のうち、93社において転職支援の実績があります。(取引先企業数は5,800社、年収800万円以上求人が常に10,000件以上)
多くの人が利用するとある有名転職サイトの口コミでは、670人以上の口コミ投稿があるにも関わらず、5点満点中4.6点という高評価を獲得しており、転職支援者のサービス満足度は、97.0%です。
『エンワールド・ジャパン』の登録者限定で、英語の能力診断テストPROGOSを無料で1回受けることも可能なので、外資系転職を考えている場合は、必ず利用しておきたい転職エージェントです。
エンワールド・ジャパンの口コミ
はじめての転職エージェント利用感想
・エージェントは5社くらい声かけといた方が良い。中小と大手
・コンサルタントとの相性があるので駄目なら担当を早く変えた方が良い
・JACが一番熱心で紹介数も多かった
・エンワールドはレアかつ面白そうな案件を紹介してくれた。ここの面接対策は超役に立つ!— Linn (@pieta_japan) June 22, 2020
転職エージェント
○doda
案件多数
担当者も良いが
たまにゴリ押ししてくる△リクルートエージェント
案件多数
担当者が頼りない
時間を守らない
→あまり信用できなかった◎エンワールド
外資大手の良ポジションを
何件も紹介してくれる
担当者が高スキル・親身
3人以上と話したが全員好印象— ペコグリ@ワーママ (@pekogurimon) April 30, 2020
② Samurai Job サムライジョブ | 転職エージェント
おすすめスコア:
業界横断(総合)型で次におすすめなのが、ハイクラス・高年収の転職支援に圧倒的に強い「JACリクルートメント」が運営する“グローバル・外資系・ハイクラス”に特化した『Samurai Job』です。
今までの取引実績企業数30,000社超となっており、“グローバル・外資系・ハイクラス”の求人を約20,000件 (独占求人有り)保有しています。
グローバル企業・外資系企業の求人に加え、国内大手企業のグローバル求人もあるので、外資系企業への転職機会に加え、グローバルに活躍できる求人の情報も得ることができます。
メーカー、金融、消費財、IT業界など、各業界に特化したコンサルタントが所属しており、高い専門性と企業の深い情報を持ったプロフェッショナルなコンサルタントがキャリア・転職支援をしてくれる体制になっているので、相談してもはずれが少ない転職エージェント集団です。
サムライジョブの口コミ
JACリクルートメントは外資系に強いコネクションを持っており、希望企業は高い確率で紹介してもらえるでしょう。
外資系といっても英語が必須条件なわけではありませんし、「高給激務の米国系外資」「まったりそこそこ高給の欧州系外資」など興味があるジャンルがあれば詳しく教えてくれますよ。— 自称準エリートくん@30歳転職で年収700万 ビズリーチ利用 (@highten5) October 23, 2020
転職エージェントは私はJACリクルートメントが1番良かったな。外資狙いなのでパイプが太い。聞いたこと無いベンチャーも沢山知ってる。次がムービン。優秀な人達ばかりである。
— スズキン (@tenshoku01) June 17, 2020
JACリクルートメントってとこと他大手エージェントを利用させてもらってるけど、JACリクルートメントの担当の人がホンマに当たりやわ。この人おらんかったら活動やめてる。
— 青世良大地 (@aomaroid) October 26, 2020
③ BIZREACH(ビズリーチ)| 転職サイト
おすすめスコア:
質の高いヘッドハンター(転職エージェント)が数多く登録している『BIZREACH』もおすすめです。外資系企業の転職に強い転職エージェントも数多く登録しているので、外資系転職に強いエージェントに効率よくたくさん出会いたい、自分の市場価値を知りたい人は登録するのがおすすめです。
会員登録時に「英語力=ビジネス会話」「備考に外資系企業への転職を希望」と入力しておけば、短期間のうちに、外資系企業含めたハイクラス求人のスカウトをたくさんもらうことができます。
ビズリーチの口コミ
転職エージェントを利用して1週間で感じたこと
・ビズリーチ→基本的に今の年収より上がる質の高いスカウトが多い。その分数は少ない。外資系企業の紹介が多めかも。
・リクルートキャリア→毎日15件くらい求人が届いて死ぬ。
— Radio@ニノクロ (@radiohead1010) March 19, 2018
本当そうですよね。私も周りに進めてますが、ちゃんと使ってる人少なくて勿体無いなと…
ビズリーチも外資の企業リクルーターさんおられますよ〜
私今回Fortune500の外資内定二つのうち、一つはビズリーチ経由のコンタクト。もう一つはLinkedinでした— おいぬ好き / 逆転の英語キャリア (@inu_love_global) June 15, 2020
【まとめ】20代 外資系企業への転職について
今回、20代で外資系企業への転職を考えている方に向けて「おすすめの進め方と転職エージェント」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
20代でも【20代前半 or 20代後半】×【日系企業に在籍 or 外資系企業に在籍】の掛け合わせで、それぞれ進め方のポイントに違いがあります。
また外資系企業は、基本的に下記の前提で中途採用を進めているので、自分のスペシャリティや英語力を磨くことを常々意識して、仕事をしていきましょう。
【外資系企業が中途採用で求めること】
① ポテンシャルはなく『即戦力』
② ジェネラリストでなく『スペシャリスト』
③ 最低でも読み書きできるレベルの『英語力』
20代の外資系企業への転職をする際におすすめする転職エージェントは下記の3つです。
今回の記事が、外資系企業への転職の際に少しでもお役に立てば幸いです。
また下記の記事も合わせて参考にしてみてください。

