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【外資系IT企業への転職】押さえるべきポイント5選 & おすすめの転職の進め方

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外資系IT企業への転職を考えています。どのように進めたらよいか教えてください。
クラフツ
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外資系企業への転職支援に強いエージェントが数多く利用する「転職サービス」を運営してきた経験をもつ私クラフツTwitterはこちらがお答えします。

外資系IT企業へ転職を考えている場合、押さえたほうがいいポイントと、進め方をご紹介します。ぜひ参考にして、転職活動を進めてみてください。

【外資系IT企業への転職】押さえるべきポイント5選

外資系IT企業を転職するためには、外資系IT企業について理解することが何より大切です。今回は、押さえるべきポイントを5つにまとめました。

【外資系IT企業押さえるべきポイント5つ】
① 外資系IT企業とは
② 外資系IT企業の特徴
③ 外資系IT企業に採用されやすい人
④ 外資系IT企業の転職マーケットの傾向
⑤ 外資系IT企業の転職対策で必要なこと

ポイント① 外資系IT企業とは

外資系IT企業とは、「外国の企業または外国人が一定以上の割合で出資しているIT企業」のことを指します。

「外国の企業が100%出資している企業」「日本の企業と一緒に出資している企業」、「外国の企業が日本の企業を買収した企業」です。

外資系IT企業の大きく下記の3つタイプに分かれます。

① 外資系ITメーカー/ベンダー
IT製品となるハードウェアやソフトウェアの開発を行っている企業のことです。外国本社で開発された製品を日本で受け入れられるようにローカライズしていくのが主な役割です。
【企業例】SAPジャパン、Appleジャパン、Dell、日本HP
、日本マイクロソフト、オラクル、セールスフォースドットコム、日本IBM、シスコシステムズなど。

② 外資系WEBサービス
WEBサービスを提供する企業のことです。
【企業例】Google(グーグル)、Amazon(アマゾンジャパン)、Facebook(フェイスブックジャパン)、Twitter(ツイッター)、Yahoo、LINEなど。

③ 外資系ITコンサル
日本の企業が悩んでいる経営や事業課題、業務課題に対して、ITの側面からソリューションを提供する(ITにおける戦略策定・業務改善・導入支援など行う)企業のことです。
※総合コンサルティングファームを含む。
【企業例】アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング、
パクテラ・コンサルティングなど。

ポイント② 外資系IT企業の特徴

外資系IT企業ごとに製品やサービスの違いはありますが、基本的に外資系IT企業の特徴として共通なものが3つあります。

【外資系IT企業の特徴3つ】
❶ 合理的かつ風通しのよい社風
❷ 成果主義
❸ 福利厚生はないが、平均年収は高い

日系企業とまず大きく違うのは、「合理的かつ風通しのよい社風」です。(日本の古い大企業と違い)年功序列の制度もなく、年齢や役職、性別などに関係なく、お互いに意見を言い合える環境が外資系IT企業にはあります。

また、外資系IT企業は「成果主義」が基本です。どの職種でも基本的に「成果主義」ですが、特にセールス(営業)職では、その傾向が強いです。成果を出せば出すほど、給与に反映されるようになっている企業も多いです。

セールスフォースはその企業としての代表格で、年収2,000万円くらいもらっているセールスの人も多く、高い受注金額×複数年契約の「大型受注」をたくさんしているトップセールスであれば年収5,000万円くらいもらっている人もいます。

このように外資系IT企業は総じて平均年収が高いですが、それは「利益率が高いビジネスモデルをつくりあげている」「福利厚生や退職金がない分、給与に反映させている」「長期雇用でなく短期(5年未満)雇用を前提としている」からです。

「外資系IT企業に向く人・活躍する人」は、このような企業の特徴に理解があり、業務をスピード感もって推進することができ、成果を出していける人です。

ポイント③ 外資系IT企業に採用されやすい人とは

外資系IT企業に採用されやすい人としては、大きく3つの特徴があります。3つの中でどれかに当てはまるようなら、外資系IT企業に採用されやすい人と言えます。
※下記の特徴に当てはまらないといって、「採用されない」わけではないです。あくまでも「採用されやすい」人の特徴です。

【採用されやすい人の特徴3つ】
① 日系IT企業での業務経験がある
② 募集ポジションでの即戦力(を期待させる)スキル・実績をもっている
③ 第二新卒(1社目で3年未満)で英語ができる

ポイント④ 外資系IT企業の転職マーケットの傾向

デジタルトランスフォーメーション(DX)があらゆる企業の変革テーマになっている中で、人材不足は継続的に続いている状態のため、転職を考えている人にとっては非常にチャンスの時期と言えます。

業界経験者はもちろんのこと、企業によっては、未経験のポテンシャル採用を行っているので、外資系IT企業に転職を考えている人は、この盛り上がっているなるべく早い時期に情報収集を行い、転職活動を進めていくのがポイントです。

外資系IT企業の中では、ソフトウェアサービスを提供している「外資系ITメーカー/ベンダー」、クラウドサービス、Saasを提供している「外資系WEBサービス」、DXのデジタル変革の実行を大規模で推進できる「外資系ITコンサル」は、非常に採用に力を入れています。

どの職種も全般的に採用ニーズは高いですが、その中でも最近は特に「サイバーセキュリティ」「データサイエンティスト」の採用ニーズが非常に高い状況です。

デジタル化が進めば進むほど、「データ」を守る必要性がでてきたり、「データ」を分析する必要が出てきたりするためです。この職種の人材はどの企業でも慢性的な人材不足になっていることもあり、給与はどんどん高騰している状況です。

ポイント⑤ 外資系IT企業への転職対策で必要なこと

外資系IT企業への転職対策で必要なことは、大きく下記の2つです。

【外資系IT企業への転職対策で必要なこと】
① 英文レジュメをしっかり作り込むこと
② 外資系企業ならではの面接対策を行うこと

日系企業の書類面接では「履歴書・職務経歴書」の2つが必要になりますが、外資系企業の書類面接では、基本的に「英文レジュメ」が必要となります。

「英文レジュメ」は、日系企業向けの「履歴書・職務経歴書」の2つの内容を1つの紙にまとめたようなものですが、その書き方には「英文レジュメ」ならではのお作法やポイントがあります。

また外資系企業の面接では、「英語」で面接が行われたり、「構造化面接(※)」と言われる、その人の能力を適切に判断するためのやり方で実施されることがあります。

外資系IT企業ごとに面接の方法や内容には違いがあるので、事前に面接の内容を把握して、対策をして面接に臨むことが大切です。

※構造化面接については、Googleが実施していると自社HP上で表明しています。

構造化された面接とは、簡単に言えば、同じ職務に応募している応募者に同じ面接手法を使って評価するということです。構造化面接を行うと、応募した職務自体が構造化されていない場合でも、応募者のパフォーマンスを予測できるという調査結果があります。Googleでは構造化面接を採用しています。つまり、すべての応募者に同じ質問をして、同じ尺度で回答を採点し、事前に決められた一貫した採用要件に基づいて採用を決定しています。
(参考)構造化面接を実施する

「英文レジュメの作り込み」「外資系企業ならではの面接対策」を独自で行うと、不十分になる可能性が高いので、無料でその情報提供や対策のサポートをしてくれる転職エージェントに相談するのがポイントです。

【外資系IT企業への転職】おすすめの進め方

外資系IT企業へ転職を考えている場合、下記のステップで進めていくことをおすすめします。

【外資系IT企業への転職 おすすめの進め方3ステップ】
① 外資系IT企業の求人情報を広く集める
② 選考を進める外資系IT企業の求人、選考を支援をしてもらう転職エージェントを絞り込む
③ 選考対策をした上で、選考を進めていく

外資系IT企業の求人情報を広く集める場合は「転職サイトに登録する方法」「転職エージェントに相談する方法」の2つがあります。

「転職サイトに登録する方法」で1番のおすすめは、『BIZREACH』です。外資系企業や外資系企業の非公開求人を保有している転職エージェントが利用している数が、どの転職サイトよりも多く、求人情報を広く集める転職サイトとして最も優れています。

「転職エージェントから相談する方法」でおすすめの転職エージェントは2つあります。

1つ目は、国内外グローバル企業における「スペシャリスト(専門職)〜管理職・経営幹部」まで幅広く非公開求人を保有しており、1人1人に合わせたキャリア・転職サポートの丁寧さに定評がある『エンワールド・ジャパン』です。

2つ目は、ハイクラス・高年収の転職支援に圧倒的に強いJACリクルートメントが運営する“グローバル・外資系・ハイクラス”の求人に特化した『Samurai Jobです。

【外資系IT企業への転職】おすすめの転職エージェント 厳選3選

先ほどご紹介したエンワールド・ジャパン』『Samurai JobBIZREACH』についてそれぞれご紹介します。

① エンワールド・ジャパン

おすすめスコア:

一番におすすめなのが、国内外グローバル企業における「スペシャリスト(専門職)〜管理職・経営幹部」の幅広い非公開求人を保有している転職エージェント『エンワールド・ジャパン』です。

内定までの「面接準備」や「心構え」など、1人1人に合わせて、丁寧にサポートするだけでなく、入社後も活躍していけるように、キャリア形成に役立つ記事や動画の配信、セミナーなどを定期的に実施しています。

主要な業界と多様な職種に精通したコンサルタントで編成されており、各分野におけるトップ企業と提携、「Best Global Brands」のトップ100社のうち、93社において転職支援の実績があります。(取引先企業数は5,800社、年収800万円以上求人が常に10,000件以上)

多くの人が利用するとある有名転職サイトの口コミでは、670人以上の口コミ投稿があるにも関わらず、5点満点中4.6点という高評価を獲得しており、転職支援者のサービス満足度は、97.0%です。

エンワールド・ジャパン』の登録者限定で、英語の能力診断テストPROGOSを無料で1回受けることも可能なので、外資系転職を考えている場合は、必ず利用しておきたい転職エージェントです。

② Samurai Job サムライジョブ(by JACリクルートメント)

おすすめスコア:

外資系IT企業の転職エージェントとしておすすめの一つが、ハイクラス・高年収の転職支援に圧倒的に強い「JACリクルートメント」が運営する“グローバル・外資系・ハイクラス”に特化した『Samurai Jobです。

今までの取引実績企業数30,000社超となっており、“グローバル・外資系・ハイクラス”の求人を約20,000件 (独占求人有り)保有しています。

IT業界など、各業界に特化したコンサルタントが所属しており、高い専門性と企業の深い情報を持ったプロフェッショナルなコンサルタントがキャリア・転職支援をしてくれる体制になっています。

グローバル企業・外資系企業の求人に加え、国内大手企業のグローバル求人もあるので、外資系企業への転職機会に加え、グローバルに活躍できる求人の情報も得ることができます。

③ BIZREACH(ビズリーチ)

おすすめスコア:

質の高いヘッドハンター(転職エージェント)が数多く登録しているのが『BIZREACH』です。外資系企業の転職に強い転職エージェントが数多く登録しているので、外資系転職に強いエージェントに効率良くたくさん出会いたい、自分の市場価値を知りたい人は必ず登録したほうがいいサイトです。

会員登録時に「英語力=ビジネス会話」「備考に外資系企業への転職を希望」と入力しておけば、短期間のうちに、外資系企業含めたハイクラス求人のスカウトをたくさんもらうことができます。

【まとめ】外資系IT企業への転職について

今回、外資系IT企業への転職ガイドとして、「押さえるべきポイント5選 & おすすめの進め方」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

押さえるべきポイントは下記の5つです。記事の上部で詳細に説明しているので、気になる方は上に戻ってご覧ください。

【外資系IT企業の押さえるべきポイント5つ】
① 外資系IT企業とは
② 外資系IT企業の特徴
③ 外資系IT企業に採用されやすい人
④ 外資系IT企業の転職マーケットの傾向
⑤ 外資系IT企業の転職対策で必要なこと

外資系IT企業へのおすすめの進め方は下記です。

【外資系IT企業への転職 おすすめの進め方3ステップ】
① 外資系IT企業の求人情報を広く集める
② 選考を進める外資系IT企業の求人、選考を支援をしてもらう転職エージェントを絞り込む
③ 選考対策をした上で、選考を進めていく

外資系IT企業の求人情報を広く集める上では、下記の3つは必ず利用するようにしましょう。この3つからまず情報を収集できれば、その時点での外資系IT企業の求人情報をかなり広く集めることができます。

【外資系IT企業の求人情報を集めるのに役立つ3つのサービス】
① エンワールド・ジャパン
② Samurai Job
③ BIZREACH

今回の記事が、外資系IT企業への転職の際に少しでもお役に立てば幸いです。

また下記の記事も合わせて参考にしてみてください。

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