キャリア論

【自己分析】強みとなる「才能」を知る / ストレングスファインダー活用のすすめ

この記事は、自分のキャリアをどう考えたらいいのか?悩んでいる、自分の強みが分からない、というあなたにオススメです。

私は毎月、20代~30代前半のミレニアル世代を対象に、30人以上の方のキャリア・転職相談にのっているのですが、多くの人が自分のキャリアをどうしていけば良いのか?非常に悩んでいることに出くわします。みなさんは、今までにこんな想いや悩みを持たれたことはありませんか?

今やっている仕事を続けていても大丈夫だろうか」「今の仕事では、成長実感が少ない」「転職したいとは思うけど、自分が何に向いているのか分からない」「自分が何をしたいのか、まだぼんやりとしているけど、自分を理解する何かよい方法ないのだろうか

それは、自分のことを客観的に見ることが難しかったり、1人1人違うので、周りの人と比べて自分を分析するといったことが難しかったり、自分をどのような軸で理解したらいいのか分かっていなかったりするためです。

そういった自分の理解が進んでいない中で、自分のキャリアをデザインするとしても、「とりあえず年収1000万円!」「なんとなく起業できる人や経営人材でありたい!」といったことを目指すことになり、その人らしいキャリアを描くことは非常に難しいのです。

そもそもキャリアには、正解というものはありません自分の歩んでいるキャリアに対して「自分でどこまで強いやりがいを感じられているか、納得度が高いか」が大切です。

そういう意味において、自分がどういう人間か、どういうことに対してやりがいを感じるのか、どのような状態であれば納得度が高いのか、ということを、きちんと自分の言葉にした状態で理解しておく必要があります。

私がおすすめしている方法の一つは、客観的に自分を知ることのできるツールを活用することです。自分のことを理解するために、自分で1人で考え、言葉にするというのは、実際やってみると分かるのですが、とても大変で難しいものです。

そこで今回、私が昔働いていた1社目の会社で、とても多くの人が使っていた本をご紹介したいと思います。(私は今までに3冊購入しています。)

それが自分の強み(才能)を知ることのできるさあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダーという本です。

ストレングスファインダーとは

この『ストレングスファインダー』という本は、アメリカのギャラップ社が40年にわたって行ってきた200万人へのインタビューによる「人間の強み」の研究から発見した、多くの人に共通する34種類の才能のうち、自分が特徴的にもっている5つの才能がわかるです。

本に書かれているコードをWebサイト上に入力し、Web上で177問の質問に回答することで、全34種類の才能の中から自分を特徴づけるTOP5の才能(※)を知ることが出来ます全世界1800万人以上がストレングスファインダーを活用した診断を受けていて、日本だけでも65万部以上売れている人気の本なんです。

個人の才能を伸ばしたり、企業内でのマネジメントに使用されたり、と非常の世界的に有名な本になります。

(※)「才能」の定義は、「日常生活で生産的に活用できる思考・感情・行動の自然な繰り返しパターン」です。辞書で調べる一般的な意味としては「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」ですが、それとは一線を画しているものになります。)

取り組むメリット

ストレングスファインダーを取り組むことのメリットは下記3つです。

① 自分では客観的に見れなかった「才能」を知ることができる

② 自分がどんなことにモチベーションを感じるのか理解できる

③ 自分ならではの強みの作り方、どんな働き方が向いているか理解できる

実際、このストレングスファインダーに取り組んだ方の声をご紹介します。

自分の強みを自覚することは自信にもつながるし、ビジネスの場で自分の長所を活かした立ち回りが学べるのは貴重。

自分の中の強みを発見するためのオンラインテストとそれぞれの要素についての分析内容をまとめたもの。他人よりも劣っている要素を補うことよりも自分の中の優れている点を自覚し、それを伸ばすために時間と労力を使うことを提案したもの。人それぞれが備えている能力を34の才能に定義し、テストを受けることで、その中の上位5つが表示される。

それぞれの特性の人に対して、どのように接すればいいかも書かれている。一種の占いのようにも思えるが、確かに5つの資質の分析内容は自分自身の性格や普段の言動に当てはまっているし、提示されなかった資質の特徴には違和感を感じる。

テストを受けるためとはいえ2000円という書籍代は高いが、自分の強みを自覚することは自信にもつながるし、ビジネスの場で自分の長所を活かした立ち回りと、人それぞれの個性を活かした付き合い方が学べるのは貴重。自分の能力とあるべき立ち位置を確認したい人向け。

「才能」の全34種類と4分類

ストレングスファインダーで分かる「才能」は全34種類あり、大きく4つに分類することができます。実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力の4つです。

実行力に分類される才能を持つ人は、物事を成し遂げる力を持っている、考えるよりも行動する」特徴があります。

例えば、「目標に向けて根気強く努力し、やり遂げる」「問題・課題を解決する」「アイデアを現実化する」といったものです。

影響力に分類される才能を持つ人は、チームの考えを広く外部に知らしめようとし、周りの人を巻き込む」特徴があります。

例えば、「自分の意見や要望を周囲に伝えることができる」「自分のアイデアや成果の売り込みが上手い」「周囲の人たちを行動に駆り立てることができる」といったものです。

人間関係構築力に分類される才能を持つ人は、強固な人間関係を構築する能力を持ち、単なる寄せ集めよりも大きな力を発揮するチームを作ることができる」特徴があります。

例えば、「まとめ役として、周囲の人たちを結びつけることができる」「個人個人の共通点や個性に気づきやすい」「人間関係の輪を広げたり、より強固なものにすることができる」といったものです。

戦略的思考力に分類される才能を持つ人には、あらゆる可能性に目を向けさせる、情報を取り入れて分析し、適切な判断ができるように、行動よりも考えることに重きをおく」特徴があります。

例えば、「物事のあらゆる可能性に目を向けられる」「絶えず新たな情報を取り入れ、新たな情報に基づいて分析や思考をすることができる」「常に先を読み、それに合った筋道を考えられる」といったものです。

ちなみに、私が行ったストレングスファインダーの結果、私の上位5つの「才能」は下記でした。

「戦略的思考力」の分類に入る「着想・内省・学習欲」の3つ、「人間関係構築力」の分類に入る「適応性・成長促進」の2つです。

「実行力」と「影響力」分類に入る「才能」は上位5つに入っていませんでした。

「才能」を『強み』に育てる

この「才能」は、日常生活で生産的に活用できる思考・感情・行動の自然な繰り返しパターン」であるため、まだ自身の強みではありません「才能」を伸ばすことで本当の『強み』となります。その方程式はこちらです。

『強み』=「才能」×「自己投資」

「自己投資」とは「自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練のために時間やお金を投じること」です。

私の場合、上位5つの才能の1つである「着想」を『強み』にするために仕事に関係するキーワードをグーグルアラートで設定し、自動で良質な情報がくる仕組みを作り、外資系の「人事・組織コンサルティング」のプロに聞いたキャリア良書(下記)を購入し、時間をかけて読み込む、という自己投資をしています。

https://tenshoku-academia.com/good-career-books/

その結果、キャリアアドバイスの新しい型を生み出し社内に展開したり、事業・サービスの新しい開発のアイディア出しに活かしたり、と『強み』として発揮できるようになっています。

『強み』をキャリアデザインに活かす

冒頭で、下記のように述べましたが、ストレングスファインダーに取り組むことによって、自分がどういう人間であるのか、「才能」や『強み』の切り口から、言葉にできた状態で、理解をすることが可能になります。

そもそもキャリアには、正解というものはないので、自身の歩んでいるキャリアに対して、自身でどこまで強いやりがいを感じているか、が何より大切です。

そういう意味において、自身がどういう人間であり、どういうことに対してやりがいを感じるのか、ということを、きちんと自分で言語化できた状態で理解しておく必要があります。

自身のキャリアデザインをする際に、この『強み』を活かせられる、仕事のスタイル、業界・職種・事業ステージはどこなのか?ということを考え、社内での仕事に活かしたり、違う部署への異動を考えたり、はたまた転職によって新しい環境を求めたりすることが描けるようになります。自分らしいキャリアを歩んでいくことに近づくことができるので、ぜひ、このツールの活用を検討してみてください。

まとめ

今回の記事は、自分のキャリアをどう考えたらいいのか?悩んでいる、自分の強みが分からない、というあなたにオススメさせていただきました。ぜひ外部のツールなども活用して、自分のキャリアデザイン考える上で、また自分の強みの発見などで、参考にしてもらたらと思います。