キャリア論

【コロナ影響】不景気・不況のキャリア・転職の「心構え」と「準備」

知りたい
知りたい
コロナの影響で不景気や不況になり、自分の会社やキャリアに影響しないか不安です。念のため転職も視野に入れようと思うのですが、どのような心構えや準備が必要でしょうか?
クラフツマン
クラフツマン
30代前半で転職経験3回、転職サービスを運営する会社で働いてきた転職業界の実情を詳しく知る、私クラフツマンTwitterはこちらがお答えします。

コロナの影響はいつまで続く?

結論、現時点では「コロナが収束する・経済回復することに全く見通しがついていない状況」です。

世界的には、コロナが「パンデミック=大流行」している状態で、日本はギリギリのところで、なんとか踏みとどまっています。(※ただ全く予断は許さない状況です。)

2020年3月23日時点での厚生労働省のHPには、下記のように書かれています。
(参考)新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等(新型コロナウイルス感染症)

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、2020年3月11日の会見において、世界で感染が拡がりつつある新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と表明しました。

日本国内の感染状況については、引き続き持ちこたえていますが、一部の地域では感染拡大が見られ、今後地域において、感染源(リンク)が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないと考えているとしています。

 

下記のように、コロナの影響があってから、この約1ヶ月で、日経平均株価【約24,000円→約16,500円】と約7,500円も下落しています。(2020年3月23日時点)

(参考)日経平均株価 : 指数 : スマートチャートプラス

不景気・不況におけるキャリア・転職の「心構え」と「準備」

こうした不景気・不況において、キャリア・転職にまつわる「心構え」と「準備」として、大切にしなければいけないことが3つあります。

心構えと準備として大切な3つのこと
① 歴史(過去)から学ぶ

② 自分に影響する度合いを冷静に判断する
③ いつでも環境を変えられる準備をする

① 歴史(過去)から学ぶ

まず一番最初にやるべきことは「歴史(過去)から学ぶ」ことです。

ぜひ学んでおきたいのが「リーマンショック以降における日本の雇用の変化」「不況に強い・弱い業界(業種)はどこか」この2つです。

リーマンショック以降における日本の雇用の変化

「リーマンショック」による不景気・不況によって、『日本の雇用事情がどう変化したか』を知ることで、今回のコロナによって不景気・不況が起こった時に、どんな風に自分の会社やキャリアに影響があるか、ある程度予測をすることができます。

下記の図は、リーマンショック前後(リーマンショックは2008年9月、その出来事前後2002年〜2015年の期間)における完全失業率と求人倍率の推移のデータをご紹介します。

(参考)労働経済の推移と特徴 – 厚生労働省

上記の図から読み取れるポイント
・リーマンショック以降からの1年は、急激に失業が増え、雇用が減る

・リーマンショックから1年経つと、徐々に失業は減っていき、雇用が回復する
・リーマンショック前の数値に戻るには約5年ほどかかる

今回のコロナショックで仮に、リーマンショック並の不景気・不況になったとすると、直近1年間の雇用環境はとても厳しいものになることが予測できます。

失業はどんどん増えていくのに、雇用してもらえる先があまりない状況が1年続きます。

その後4年くらいかけて、徐々に、不景気・不況の前の雇用環境へと回復していき、何事もなかった状況に戻るには、最低でも5年くらい期間が必要だと想定しておいた方がよいです。

不況に強い・弱い業種(業界)はどこか

「不況に強い・弱い」を判断する指標として参考になるのは、『新卒採用数』です。

一般的に新卒社員は、すぐに会社の戦力となるわけでなく、入社してからの数年は研修やOJTなどの育成支援が必要な人材であり、その人材が大いに活躍してくれるまでには、最低でも数年、一般的には4年〜5年必要です。

不況でも新卒採用できるということは、企業として先行投資に耐えるだけの企業体力(資本や強固なビジネスモデル)を持っている証拠であり、不況に強い企業だと言えます。

逆に新卒採用数が少ない、またはゼロの企業は、不況には強くない(弱い)可能性が高い企業と言えます。

下記の図は、リーマンショック(2008年)を挟んで、その前の3年間(2007~09年)と、その後の3年間(2010~12年)の企業の新卒内定者平均人数を業種=業界別にまとめた表です。

(参考)東洋経済:リーマンショック後も採用拡大した企業は?「会社四季報」新春号特別調査

不況に強い・弱い業界とは

<不況に強い業界>
*ガス・電気・鉄道・通信などの「インフラ業界」

*バイオテクノロジーやヘルスケア製品サービスの「医薬・医療業界」
*原材料やインフラを取り扱う「総合商社」
*食品・トイレタリーなど日用必需品をつくる「メーカー」

<不況に弱い業界>
*嗜好品(ちょっとした贅沢品)を販売する「総合小売業界」
*ToC向けの販売で、購入総額が高い「自動車業界」
*服を販売する「アパレル業界」
*お金の融資や株の売買を行う「金融サービス業界」

上記に挙げられていない業界でも、例えば不況に強い業界とビジネスの関係が深い業界(企業)は不況に強い可能性が高く、逆に不況に弱い業界とビジネスの関係が深い業界(企業)は不況に弱い可能性が高いので、その点は気をつけてください。

② 自分に影響する度合いを冷静に判断する

急激な不景気・不況の影響が、どれほど自分に影響するのか、冷静に判断する必要があります。

キャリアのことを考える場合は、自分が働く会社が不景気・不況によって「大きなダメージを受けるのか」「そうでもないのか」「そこそこに受けるものなのか」自分自身で判断することが大切です。

自分自身で冷静に判断できるようになるためには、自分が直接見聞きしたり、情報を収集したりして、なるべく1次情報を集め、(私情を挟まず)客観的に判断することを心がけましょう。

③ いつでも環境を変えられる準備をする

不景気・不況に強い業界で働いている人も、弱い業界で働いている人も、こうした有事のレベルにおいては『いつでも環境を変えられるよう万全の準備をする』ことが、とても大切です。

下記のニュースみたいなことが、日本の中ですぐにでも起こりえるのが、今の状況です。急激な不景気・不況において、こうした知らせは突然くるものです。

こうした不測の事態になっても慌てないでいいようにするためには、「政府や会社に自分の生活やキャリアを守ってもらう」スタンスを早々に捨てて、「自分の生活やキャリアは自分で守る」スタンスを持ち、今すぐにでも行動を始めることです。

会社で働くビジネスパーソンで、今すぐにでもすべきことは「(自分のキャリアが活かせる前提で)自分の雇用が今よりも守られる会社を探しておく」ことです。

実際に転職するか否かは、オファー(内定)をもらってから最終判断しても全く問題ないので、まずは、会社を探すためのアクションをすることが大切です。

(※もし実際に転職をする場合には、転職活動を始めてから早くても1ヶ月、平均的には数ヶ月ほどかかってしまうので、すぐに動きましょう。)

ここから、不景気・不況時において「企業の情報収集をするのに役立つ」「転職活動を本格的にするのに役立つ」おすすめの転職サイトや転職エージェントを厳選して紹介します。

下記を参考にしてすぐに動き始めましょう。

【不景気・不況における】活用すべき転職サイト・転職エージェント

不景気・不況において、自分の雇用が今よりも守られる企業を探せるように、「情報収集用」として転職サイトを4つ、「本格的な転職活動用」として転職エージェントを3つ、

合計7つの厳選した転職サービスをご紹介します。

転職サイト・転職エージェントともに複数併用することで、キャリア選択の機会損失しないようにできるので、下記を参考に、複数登録してみてください。

【情報収集用】転職サイト厳選4選

おすすめ 転職サイト 厳選4選
① リクナビNEXT:全ビジネスパーソンにおすすめ

② BIZREACH:スキル・経験に自信のある方におすすめ
CAREER CARVER:高年収の方におすすめ
キャリトレ:ベンチャー・スタートアップ志向におすすめ

【全ビジネスパーソンにおすすめ】リクナビNEXT

おすすめスコア:

リクナビNEXT』は、リクルートが運営する国内最大級の転職サイトです。何より国内最大級の求人数を掲載しているので、情報収集をする上では、どんなビジネスパーソンにもおすすめできる転職サイトです。

まずはこちらの登録(無料)をして、不景気・不況においてどんな求人があるのか情報を集めましょう。

【スキル・経験に自信のある方におすすめ】BIZREACH(ビズリーチ)

すすめスコア:

BIZREACH』は、会員登録(無料)すると、短期間のうちに、企業や転職エージェント(ヘッドハンター)からスカウトをもらえることができる転職サイトです。

スカウトについている求人は、基本的には採用意欲のある企業の求人なので、不景気・不況でも採用できる体力のある企業はどこか、自分のキャリアに興味を持ってくれるところはどこか知ることができるので、情報収集するのに非常に便利でもあります。

ある程度、ビジネススキル・経験に自信のある人は、リクナビNEXT』よりも『BIZREACH』の方が効率的に自分に合った情報を集めることができるので、まずは(無料)の会員登録をして利用してみてください。

【高年収の方におすすめ】CAREER CARVER(キャリアカーバー)

おすすめスコア:

CAREER CARVERは、リクルートがハイクラス層に特化して運営している転職サイトです。

年収600万円〜2000万円の求人を保有している転職エージェントが約1600人も登録しており、600万円以上)の方は、会員登録(無料)するのがおすすめです。

ベンチャー・スタートアップ志向におすすめ】キャリトレ

おすすめスコア:

キャリトレ』は、IT領域のベンチャー・スタートアップ企業の求人情報を収集できたり、ベンチャー・スタートアップ企業の求人を保有している転職エージェントから多くスカウトをもらえたりする転職サイトです。

不景気・不況においても堅調に成長している、または急成長しているベンチャーやスタートアップ企業の情報を効率的に集めることができるので、ベンチャーやスタートアップ企業に興味がある方は、ぜひ会員登録(無料)してみてください。

【本格的な転職活動用】転職エージェント厳選3選

おすすめ 転職エージェント 厳選3選
リクルートエージェント:全ビジネスパーソンにおすすめ
② JACリクルートメント:スキル・経験に自信のある方におすすめ

③ クライス&カンパニー:高年収の方におすすめ

全ビジネスパーソンにおすすめ】リクルートエージェント

おすすめスコア:

リクルートエージェントは、国内最多数の非公開求人を保有しており、転職支援実績は国内No.1のエージェントです。あらゆる業界・業種・職種に対応できるエージェントが揃っています。

不景気・不況において、数多くの求人を多く保有していることは、相談する側にとって心強いポイントになります。

ぜひ転職活動を本格的にしたいと考えている全ビジネスパーソンに、一度相談に行ってもらいたいエージェントです。(※利用は完全に無料)

【スキル・経験に自信のある方におすすめ】JACリクルートメント

おすすめスコア:

JACリクルートメント』は、年収600万円以上、ミドル以上の方の転職支援に強みと実績をもつ転職エージェントです。

メーカー、金融、消費財、IT業界など、あらゆる業界・業種・職種に対応できるコンサルタントが所属し、高い専門性と深い情報を持ったプロフェッショナルなコンサルタントが転職支援をしてくれます。

スキル・経験に自信のあるビジネスパーソンにおすすめの転職エージェントです。(※利用は完全に無料)

【高年収の方におすすめ】クライス&カンパニー

おすすめスコア:

クライス&カンパニー』は、事業会社のマネジメント・経営幹部のハイクラス求人(年収750万円〜2000万円)を多く保有している、ハイクラス層向けのブティック系転職エージェントです。

キャリアの国家資格を保有したコンサルタントが、相談者ファーストで、中長期目線に立って一人ひとりに合わせたキャリアコンサルティングをしてくれます。

不景気・不況の中でも、しっかりキャリアのことを考えた転職をしていきたいビジネスパーソンにおすすめの転職エージェントです。(※利用は完全に無料)

【まとめ】不景気・不況におけるキャリア・転職の「心構え」と「準備」

今回の記事は、不景気・不況におけるキャリア・転職の「心構え」と「準備」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

不景気・不況において、大切な「心構え」と「準備」は下記の3つです。

心構えと準備として大切な3つのこと
① 歴史(過去)から学ぶ

② 自分に影響する度合いを冷静に判断する
③ いつでも環境を変えられる準備をする

下記のサービスを複数活用して、自分のキャリアは自分で守れるようにしていきましょう!

情報収集用 / 転職サイト 厳選4選
① リクナビNEXT:全ビジネスパーソンにおすすめ

② BIZREACH:スキル・経験に自信のある方におすすめ
CAREER CARVER:高年収の方におすすめ
キャリトレ:ベンチャー・スタートアップ志向におすすめ

転職活動用 / 転職エージェント 厳選3選
リクルートエージェント:全ビジネスパーソンにおすすめ
② JACリクルートメント:スキル・経験に自信のある方におすすめ

③ クライス&カンパニー:高年収の方におすすめ

今回の記事が、あなたのご参考になれば幸いです。

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