今まで私は、転職支援によって年収200万円UPを実現したり、自身もまた転職によって年収UPを実現してきた経験を持っています。「給料(年収)が安いのでなんとかしたいです。年収が低くてぶっちゃけ不満です。」といった方の相談にも数多くのってきました。
今回は、そういった相談の際にお伝えしている非常に重要なことをご紹介します。いま、給料・年収が低くて不満のある人は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
【給料・年収が安い!低い!少ない!】不満を感じたら、すぐやるべきこと3選
「給料が安い…低い…少ない…。」と不満のある人が、やるべきことは3つです。下記の3つの順番について考えることで、自分がやるべきことが明確になります。
① 自分がもらっている給与(年収)と世の中の相場を比較する
② 仕事(会社)の環境について考える
③ 使えるお金を増やせるよう行動を開始する
① 自分がもらっている給与(年収)と世の中の相場を比較する
いきなり会社を辞める、転職を考えるのでなく、まずは、自分のもらっている給与(年収)が、世の中の相場と比べて低いのか、高いのか比較してみましょう。
具体的には「年齢別」「都道府県(エリア)別」「業種別」「職種別」で、比較してみるのがおすすめです。
「年齢別」平均年収
年齢別の平均年収の表は下記です。
全体の平均年収としては、「20代は300万円台」「30代は400万円台」「40代は500万円台」「50代以上は600万円台」です。
(出典) doda 平均年収ランキング
「都道府県(エリア)別」平均年収
都道府県(エリア)別の平均年収は下記です。
平均年収が高いエリア順としては、「関東 429万円」→「東海 400万円」→「関西 389万円」→「中国・四国 381万円」→「北海道 376万円」→「九州 371万円」です。
(出典) doda 平均年収ランキング
「業種別」平均年収
業種別の平均年収は下記です。
業種別で平均年収が高いトップ3は、「①メーカー 453万円」「②金融 448万円」「③総合商社 446万円」です。
男性の場合は、「金融・メディカル・メーカー」での平均年収が高く、女性の場合は「IT/通信・総合商社・金融」の平均年収が高い、という違いがあります。
(出典) doda 平均年収ランキング
「職種別」平均年収
職種別の平均年収は下記です。
平均年収が高い職種トップ3は、「①専門職(コンサルティングファーム / 専門事務所 / 監査法人)601万円」「②企画/管理系 516万円」「③技術系(電気/電子/機械)」です。
(出典) doda 平均年収ランキング
② 会社(仕事)の環境について考える
自分もらっている給与(年収)と世の中の相場を比較をした後は、次に「会社(仕事)の環境について考えてみましょう。
下記5つの内容について「NO」が多いほど、その会社にいること(働く場所・環境)を変えることを強くおすすめします。
キャリア(人生)は誰のものでもなく、あなたのものです。仕事の環境が自分にとって良くないもので、さらに給与(年収)が低いのであれば、そこには良い未来はない可能性が高いためです。
【会社(仕事)の環境について考えるべき5つのこと】
① ビジネスパーソンとしての成長はあるか?
② 人間関係はよいか?
③ 仕事にやりがいを感じるか?
④ 数年以内にキャリアップ・給料が上がる可能性はあるか?
⑤ 成果主義>年功序列の風土となっているか?
③ 使えるお金を増やせるよう行動を開始する
①自分がもらっている給与(年収)と世の中の相場と比較する、②会社(仕事)の環境について考える、にやった後は、
最後、「使えるお金を増やせるよう行動を開始していきましょう。」
ここで気をつけたいのが、使えるお金を増やす方法として「残業時間を増やして、残業代を稼ぐこと」「資格をとること」です。
残業時間が急に増えると、「仕事の生産性がよいのか?」と会社の上司に疑問に思われたり、健康に良くなかったりするので、この方法は持続的な方法ではありません。またお金を増やす目的で資格を取得すると、自分のやりがいにつながりづらく、時間もかかるわりに、お金が上がらない可能性もあるので、非常にコストパフォーマンスが悪いので、これもおすすめしません。
使えるお金を増やす方法として、押さえるべき方法は下記の3つです。
【会社(仕事)の環境について考えるべき5つのこと】
① 節約する
② 副業する
③ 転職をする
使えるお金を増やす方法として、お金を稼ぐことに意識や行動が向きやすいですが、まずは、無駄なお金の使い方がないか振り返り、無駄となっているものは「①節約する」ようにしましょう。例えば、携帯の通信代を見直ししたり、使っていない月額サービスの解約したりしましょう。
その上で、「②副業をする」または「③転職をする」ようにしましょう。
最近は副業ブームもあり、副業を始める人も多いですが、副業をする場合は、自分の経験やスキルが活かせるものを選ぶことがとても大事です。
未経験のことで副業しようとした場合、時間がかかったり、結局お金を稼ぐことができなかったり、本業と副業で忙しくて心身が疲れたりしてしまいます。
個人的におすすめなのは、「③転職をする」ことです。あまり知られていない事実ですが、同じスキルや経験でも、「会社(環境)を変えるだけで、年収が100万円〜200万円あがってしまう」ことが数多くあります。
例えば、ベンチャーから大手企業に転職するだけでも年収200万円あがったり、小売や食品業界の会社から、ITまたは金融業界の会社に転職するだけで、年収が100万円あがった人がいます。
「世の中の相場より年収が低かった人」、特に「業界別の相場で年収が低い業界にいる人」は、「会社(環境)を変えるだけで年収が上がる」可能性が非常に高いです。
なぜなら、その年収の低さは、「その人の能力の優劣」以上に「その業界としてとれる利益率が低い構造」に影響を受けていることが多いからです。ITや金融業界は、他の業界と比較しても、非常に利益率が高いので、その業界の会社に入るだけで、年収が上がる可能性が高いのです。
金融業界は、IT業界と比べると企業数は少なく、中途での採用枠数が多くないので、転職難易度は決して低くないですが、IT業界は、企業数も多く、成長しているところも多いわりに、人材がまだまだ足りていないところも多いので、実は年収をあげる上で、かなり狙い目な業界です。
また、いきなり「転職をする」なると躊躇すること人もいると思うので、まずは、転職サイトに登録してスカウト内容をみたり、転職エージェントに相談をして、自分の年収が上がる可能性があるのか聞いてみたりするだけでも十分です。
転職サイトに登録しても企業に応募しなければいけないわけでもなく、転職エージェントに相談しても選考を受けない判断をしても全く問題ないです。(多くの人がそのようにしています。)
転職の決断は慎重にしたほうよいですが、転職活動は積極的におこなうのがおすすめです。※内定をもらっても絶対転職しないといけないこともないので、その点安心してください。
次に、実際に給与(年収)があがるかどうか情報を得る上で、私クラフツも活用していた転職サイト2つ、転職エージェントを1つご紹介します。
【給与・年収をあげる転職活動におすすめ】転職サイト・転職エージェント3選
年収の高い求人はどんなものか、給与(年収)をあげる転職ができるかどうか、情報収集をする際におすすめなのは、下記3つ(転職サイト2つ、転職エージェント1つ)です。
① 日本最大級の求人数をほこる『リクナビNEXT』
② 年収UPのスカウトがダントツ多い『BIZREACH』
③ 高年収の転職支援実績豊富な『JACリクルートメント』
この3つ全てを利用することがおすすめです。実際、私クラフツはが年収をあげた転職をした際には、3つすべてを利用して情報収集をした上で、転職活動をすすめていきました。
① 日本最大級の求人数をほこる『リクナビNEXT』
おすすめスコア:
『リクナビNEXT』は、リクルートが運営する国内最大級の転職サイトです。何より国内最大級の求人数が掲載されているので、年収の高い求人はどんなものか、自分のキャリアや志向に合っていてかつ年収の高い求人はあるのか、情報をいろいろ収集することができます。
利用は完全に無料なのと、登録するのも数分で終わるので、さくっと登録をして情報収集を進めちゃいましょう。
② 年収UPのスカウトがダントツ多い『BIZREACH(ビズリーチ)』
おすすめスコア:
年収も高い求人情報が集まっている転職サイトが『BIZREACH』です。公開求人数 96,000件、そのうち年収1,000万円以上の求人が3分の1以上も占めています。
年収の高い求人を探すことができたり、自分のキャリアや志向にあった年収の高い求人スカウトを企業や転職エージェントから短期間のうちに数十件以上もらうことができたりと、非常に使い勝手のよい転職サイトです。
③ 高年収の転職支援実績豊富な『JACリクルートメント』
おすすめスコア:
『JACリクルートメント』は、コンサル、メーカー、金融、消費財、IT業界と、各業界に特化したコンサルタントが所属し、高い専門性と深い情報を持ったプロフェッショナルなコンサルタントが転職支援をしてくれると評判の転職エージェントです。
年収800万円以上の高年収求人を多数保有しているので、転職で年収UPできる求人を提案してもらえる可能性が高く、一度相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントに相談したからといって選考にに応募しないといけないわけではない(実際転職エージェントに相談するひとの半分くらいは、すぐ転職を考えていない人が多いです)のでその点ご安心ください。完全無料です。
【まとめ】
今回、給料・年収が安い!低い!少ない!と不満を感じたら、すぐにやるべき3選をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
【やるべきこと3選】
① 自分がもらっている給与(年収)と世の中の相場を比較する
② 仕事(会社)の環境について考える
③ 使えるお金を増やせるよう行動を開始する
今いる会社(仕事)が、自分にとって魅力のないものであれば、環境を変えることを真剣に考えたほうがいいです。
お金ももらえず、環境もよくないのであれば、そこに良い未来は待っていないです。まずは転職活動からはじめて情報収集をしてみましょう。
年収の高い求人はどんなものか、給与(年収)をあげる転職ができるかどうか、情報収集をする際におすすめなのは、下記3つ(転職サイト2つ、転職エージェント1つ)です。
【転職活動におすすめの転職サイト・転職エージェント】
① 日本最大級の求人数をほこる『リクナビNEXT』
② 年収UPのスカウトがダントツ多い『BIZREACH』
③ 高年収の転職支援実績豊富な『JACリクルートメント』
またこちらの記事で、年収UPを実現する具体的な方法や企業の選び方についてまとめた黄zもありますので、あわせてご覧ください。