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【プロが徹底解説】転職サイト・転職エージェントの違いとメリット・デメリット

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この記事は、転職活動を始めたばっかりで、転職サイトや転職エージェントの違いがすぐに分からない、というあなたにオススメです。

私は、現在20代〜30代前半のミレニアル世代の方の転職支援をしたり、転職エージェント企業50社、200人以上のサポートをしたり、転職サービスのサービス開発したり、と転職業界のプロとして日々仕事をしております。

転職を考えている人の支援をしていると、そもそも
どのように転職活動をしたらいいのか?
どの転職サイトに登録したらいいのか?」
という悩みをお聞きすることがあります。そして
この人のキャリア・志向なら、このサイトに登録した方がいいな、このエージェントにまずは相談するのがいいのなと思うことが、よくあります。

はじめて転職をする人はもちろんのこと、昔に転職活動をしたことがある人も、『転職サイト』や『転職エージェント』の違いを理解して、また自分のキャリア・志向に合わせてサイトの登録や活用をするということができていません。

確かに、GoogleやYahooで、「転職」について検索しても、情報が多すぎて違いが分かりづらなかったり、比較しづらかったり、どれも良さそうな情報の出し方をしていたりと、非常に自分で理解・判断することが難しいのが今の状況です。

「CMで見たことあるから、登録しておこう」「検索の上位にあるから、登録しておこう」は、絶対避けた方がよいです。

自分のキャリア・志向にそった転職サイト・エージェントサービスに登録すること、組み合わせて活用することが本当に大切です。

転職業界のプロとして、転職業界の裏側も知る者として、『転職サイト』や『転職エージェント』サービスについて徹底分析・解説した情報を、なるべく分かりやすく、見やすい形でお伝えしたいと思います。

転職サイト・転職エージェントの違い

そもそも、みなさんは『転職サイト』と『転職エージェント』サービスの違いをご存知でしょうか。一見「似たようなサービスでしょ」と思いがちではありますが、実は全く違うサービスになるので、まずはこの違いをしっかり理解することが大切です。

大きな違いとしては、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる「転職のパートナー」のサポートを受けながら転職活動を進めるか否かの違いです。

転職サイト』は、自らの力のみで転職活動を進めるスタイルで、『転職エージェント』サービスは、「キャリアアドバイザー」のサポートを受けながら、転職活動を進めるスタイルです。

このように書いてあると、『転職エージェント』の方だけ利用するのがよいように思えますが、のキャリアや志向によって、『転職サイト』だけで進めた方がよい人と、組み合わせて進め方がよい人に分かれます。

個人的には『転職エージェント』だけを利用することは、私はおすすめしていませんこの両者にどのような違いがあるのか、より具体的に調べたものを表にまとめてみました。

『転職サイト』と『転職エージェント』の違いの中で、特にポイントとなるのは『全体の求人数』と『サポートの体制」の差です。

『転職サイト』を利用した方がよい人の一例は、自分のペースで企業を探したい・転職活動をしたい人、勤務地が首都圏以外の都道府県を希望する人です。

一方で『転職エージェント』を利用した方がよい人の一例は、キャリアに悩んでいる人や自分に合う企業(案件)が分からない人、選考対策のサポートが欲しい人、転職活動の負担を減らして、効率的に進めたい人です。

転職サイト・転職エージェントのメリット・デメリット

ここでは、『転職サイト』と『転職エージェント』のそれぞれのメリット・デメリットについて具体的にまとめたので、ご紹介します。

『転職サイト』のメリットは、自分のペース・希望に合わせて、転職活動を進めることができることです。

『転職サイト』は基本大手のサイトであれば、案件の保有数は数万件以上とかなり多く、全国の求人を網羅していることも多いので、たくさんの求人の中から、自分の状況や志向に合わせて、企業(案件)に応募することが可能です。

そういった柔軟に転職活動を進めることができる分、自分で企業との調整、情報収集、面接対策をする必要があるなど、負担が大きかったり、

自分が受かりやすいか受かりにくいのか、自分で判断することになり、状況によっては、無駄に時間や労力がかかってしまうことが、デメリットになります。

一方『転職エージェント』のメリットは、キャリアアドバイザーからのサポートを受けることができることです。

自分に合った企業(案件)の提案をしてくれたり、選考を進める上で、履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、面接対策、企業との選考日程調整や条件面での交渉してくれたりと、効率的かつ効果的な転職活動を進めることができます。

メリットとしては、キャリアアドバイザーによる企業(案件)が、そのキャリアアドバイザーが所属するエージェント企業が保有する企業(案件)のみ、かつその人が採用される可能性が高い企業(案件)に限定されやすいことです。

つまり自分の希望する企業(案件)に必ずしも、出会える、応募できる訳ではない可能性があります。それ以外にも、エージェントのサポートのスタンスや質は、各エージェント次第になるので、自分でしっかり良いエージェントを見極められないと、良いサポートを受けられない可能性があります

転職サイト・転職エージェントの活用

転職業界のプロとして、おすすめしたい活用方法は、『転職サイト』に1つ〜2つ登録し、『転職エージェント』2つ〜3つ登録するハイブリッド型での活用です。

『転職サイト』は3つ以上登録しても、求人情報が被ってしまっている可能性も高く、また自分で情報収集や選考を進める必要があるので負担が大きくなってしまうからです。

『転職エージェント』は最低でも2つ、できれば3つ以上登録した方がよいのは、『転職エージェント』のサービス自体によって、企業(案件)の数や特徴が違ったり、また登録しているキャリアアドバイザーも違ったりするためです。

自分のキャリアや志向に合う『転職エージェント』サービスを見極め、自分と相性のよいキャリアアドバイザーを見つけることがポイントです。

まとめ

『転職サイト』と『転職エージェント』のサービスの違いやメリット・デメリットについて説明させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

今回の記事は、転職活動を始めたばっかりで、転職サイトや転職エージェントの違いがすぐに分からない、というあなたにオススメさせていただきました。

自分のキャリアや志向に合わせて、『転職サイト』と『転職エージェント』を両方をうまく活用するハイブリッド型をおすすめしていますので、ぜひ転職活動を進める上で、参考にしてもらえれば幸いです。