キャリア論

【イベントレポート】新しい働き方を知る「ミレニアル世代の共感を生むリクルーティング」

昨日、ミレニアル世代のビジネスパーソン向けに、政治、経済、金融、テクノロジー、企業戦略、スポーツなど幅広い分野のニュースを配信するビジネスニュースメディア「BUSINESS INSIDER」 による

『ミレニアル世代の共感を生むリクルーティングとは』に参加してきたので、レポートします。

この記事は、「転職を考えている人」「これから主流となっていく新しい働き方を知りたい」という思いをもつあなたにオススメです。

今回のイベントは、企業の経営者・人事・採用担当向けに、「ミレニアル世代から共感される採用手法とは」という新しいトレンドや傾向を伝えること目的のものだったのですが、

イベントの話を聞いていると、これからの時代で活躍するための新しい働き方について、たくさん知ることができました。

今回は、その内容について、たっぷりと画像付きで、ご紹介したいと思います。

オープニング

オープニングトークとして「BUSINESS INSIDER」の統括編集長である浜田氏が登壇されていました。ミレニアル世代の代表格である今の就活生にとって、配属ガチャ(配属が選べない)が大きな問題であることに触れていました。

これからの新しい働き方

「これからの時代の新しい働き方」について、外資系投資銀行のモルガン・スタンレーやグローバルIT企業のGoogleで働いてきたのことあるピョートル氏がプレゼン。

ピョートル氏は、現在、会社を立ち上げ、「①新しい学校 創り」「②未来創造」「③ワークフォーステクノロジー」3事業の掛け合わせで会社経営をしている方です。

自身の書籍の紹介もありました。新リーダーシップ”をテーマに「ニューエリート」や「0秒リーダーシップ」「メンタルタフネス」「世界最高のチーム」、働き方改革”をテーマに「Google流の疲れない働き方」や「日本人の知らない会議の鉄則」「働き方改革による自己実現」など、数多くの本を出版しています。

これからの時代、新しいビジネスの考え方をするのが大切で、1000億規模に育つスタートアップは、「一見愚かなアイデア」「まずマネタイズしない」「新しい行動パターンを創る」「競争が激しい飽和市場に参入」「経験がない創立者」などの特徴を持っているとのことでした。その代表例として『Airbnb』の紹介がありました。

またこれからの新しい働き方を、古い働き方と比較しながら、説明してくれました。まずは、「仕事のあり方」について。

古い”仕事のあり方”は、「クローズド」「自前主義」であり、新しい仕事のあり方”は、他や他組織と協業をする「オープン」とのことです。

古い”管理の方法”は、「KPI」であり、新しい管理の方”は、「OKR」とのことです。

「KPI」…key performance indicator の略で、組織やチームで設定した最終的な目標を達成するための、過程を計測・評価する中間指標のこと。 

「OKR」…「Objective and Key Result(目標と主な成果)」の略で、チームや個人の目標を明確化する仕組みのことを指します。グーグルをはじめ、数多くのグローバル企業で導入される業績管理手法のこと。

古い”従業員との関わり方”は、社畜(長時間労働)優遇で、新しい従業員との関わり方”は、エンプロイーエクスペリエンス(従業員の働く環境を大切にする)とのことです。

古い”主義”は、「プレイングマネージャー」であり、新しい主義”は「ポートフォリオマネージャー」であるとのことです。

古い”部下との関係”は、鵜飼のように管理し、新しい部下との関係”は、羊飼いのように、自由度を大切にする、とのことです。

また「新しい働き方のルール」として、今までは、WORK1.0の「生産経済」やWORK2.0「ナレッジエコノミー」が大切でしたが、これからは「情熱」「創造性」「率先」などの『クリエイティブエコノミー』=WORK3.0 が非常に大切になるとのことです。

新卒・転職・人生の満足度の動向

ちなみに、今の新卒が仕事に求めるものとして、上位3位は、「楽しく働きたい」「個人の生活と仕事を両立させたい」「人のためになる仕事がしたい」と、昔の「高い給与」や「出世できる」とは、大きく変わってきています。

転職する動機の上位は、「他にやりたい仕事がある」「会社の将来性が不安」「給与に不満がある」です。

転職市場環境として、現在、有効求人倍率は2.11倍と、転職したい人にとって有利な状況になっており、企業で働くことでの「自己実現」や「働きがい」を提供しないと、採用できない時代になっていると説明していました。

「有効求人倍率」…有効求職者数に対する有効求人数の比率のこと

ちなみに日本は、先進国の中では、「人生の満足度」がかなり低い位置にあるとのことでした。上位は、ノルウェー・ルクセンブルグ・アメリカです。

新しい時代に求められる人材とは

また新しい働き方へステージを説明してくて、「茹でガエル層」「状況に気づいた層」「変わりたい層」「実践者層」「変革者層」「アルケミスト」の中で、どこに位置をしていますか?との問いがありました。

実際に、新しい働き方にチャレンジしている方、3名を紹介してくれました。NTT西日本で働いている中村氏、着物ジュエリーブランドを立ち上げているHAKT代表の蒼井氏、ピョートル氏の会社のCOOをしている星野氏です。

また自己実現のステージにいくには、順番があり、「自己認識」→「自己開示」→自己表現」→「自己実現」で、まず「自己認識」をしっかりすることが、何よりも大切だと説いていました。

そして、これからの時代は、新しいやり方を素早く学習する「Learn」と 学びほぐす(時代遅れのやり方を忘れる)「Un-Learn」の両方が大切になるとのことを説明していました。(個人的にも非常に納得がありました。特に「Un-Learn」できるか?がかなり大切ですね。)

AIがどんどん社会に普及していく中で、AIに負けない人材になるには、「T型→π型→H型」へと進化していくことが非常に重要になると話していました。

T型人材
特定の分野を極め、専門的な知識や経験とスキルを蓄積し、これらを軸にして、その他の幅広いジャンルに対しても知見を持っている人材のことを指します

π型人材
異なる分野2つ以上の専門的な知識を極めた人材で、「ダブルメジャー」とも呼ばれます。専門性が高い分野の深い知識を複数持つことで、ひとりでも独創的な発想をすることができるのが特徴です。

H型人材
強い専門性を誇る分野が1つあり、他人の専門性を横軸で繋げられる架け橋となる人材です。このような他者との連携をする力も、今後求められる人材の重要なポイントとなります。
【参照】T型人材とは? π型人材やI型人材とキャリア形成について

これからの時代の、成功のカギは「機動力」+「自律性」+「イノベーション」であり、「Speed(神速の速さ)」×「Imagination(創造性)」とのことです。

  最後に、幸せに働くとは、「Give(何をもたらしたいか)」×「Take(何を得たいか)」の掛け合わせであると話していました。

以上が、ピョートルさんのプレゼンでした。

いかがだったでしょうか?これからの時代の働き方の変化や、活躍するための大切なポイントが、お分かりいただけたのではないでしょうか。

今回は、こちらで以上です。お読みいただき、ありがとうございました。

より自分のキャリアについて知見を深めたい方は、こちらをどうぞ。

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